勉強のやる気が落ちたら試したい、5つの効果的な休息

「三日坊主」なんて言葉もあるように、勉強ってなかなか継続してできないものですよね。勉強のやる気が続かないのはあなただけではありません。

資格を取るため、希望の学校へ進学するため…勉強の目的は人それぞれですが、継続して勉強できる人はほんの一握り。あなたは、なぜ勉強のやる気が続かないのか考えたことはありませんか。

実は、効果的な勉強をするには休息が不可欠。多くの人は効果的な休息方法を知らないために勉強のやる気が続かなかっただけなのです。

「休息を極めるものが勉学を征する」と言っても過言ではありませんよ。今回は、勉強のやる気が落ちたら試したい、5つの効果的な休息方法についてお伝えします。あなたも効果的な休息方法を取り入れて勉強を継続させて下さい。

 

勉強のやる気が落ちたら試したい、
5つの効果的な休息

 

有酸素運動を取り入れよう

休息には「積極的休息」と「消極的休息」の2種類があります。この2種類の休息を効果的に使い分けることが勉強のやる気をアップさせるのに重要だということを覚えておきましょう。

まずは、積極的休息について2つお伝えします。その1つはウォーキングやヨガなどの有酸素運動。休息と運動と言うと矛盾するように感じる人もいるかもしれませんが、

軽い有酸素運動は血流を改善させるので栄養素を体中に運び疲れを改善させる効果があります。更に、運動をすることで脳を活性化させ勉強そのものの効果を上げることも可能ですよ。

 

休憩中は声を出して笑おう

2つ目の積極的休息は「笑う」こと。勉強の休憩時間にとにかく笑うことを意識して下さい。笑うことは自律神経のバランスを整えて心身を落ち着かせるのに効果があるばかりではなく、有酸素運動と同様に脳の活性化にも効果があります。

つまり、積極的休息は脳をアイドリング状態に保ち、休憩時間が終わったら脳をフル稼働させるために重要な休憩方法なのです。

例えば「youtube」などの短時間のお笑い動画休憩時間に見たり、漫画を読むといった時間の使い方がお勧め。漫画は続きが気になってしまうので1話完結型のものを選ぶと良いかもしれません。

 

昼寝は30分以内にしよう

ここからは、消極的休息の方法についてお伝えしましょう。消極的と言うとネガティブなイメージがありますが、消極的休息とは昼寝など実際に体や脳を休めるための休息方法のことを指しています。

消極的休息は時間設定が非常に重要です。例えば、勉強のやる気が落ちた時に昼寝をする人もいますよね。昼寝にも効果的な時間があることをご存知でしたか。例えば、やる気を引き出したい時には30分程度の短時間の昼寝が有効。

ヒトはノンレム睡眠と呼ばれる深い眠りに入る前に起きると最も頭が冴え、心身の疲れが解消されることが分かっています。勉強のやる気が落ちて昼寝をしたいという人は30分を目安に昼寝を取り入れて下さいね。

 

休息のタイミングを見極めよう

消極的休息でもう1つ考えたいのは、いつ休息を取るかということ。休息のタイミングについては、様々な方法がありますが、今回は最近の脳科学で分かった効果的な休憩方法をお伝えします。

実は、ヒトが疲れを感じるとFR(ファティーグ・リカバリー・ファクター)と呼ばれる物質が放出され、傷ついた体を修復してくれることが分かってきました。

このFRの分泌を増やせば疲労回復に効果があるというわけですが、このFRの分泌を増やすには「身体が疲れた」と感じる必要があります。つまり、「疲れた」と感じた時が休憩のタイミング。あなたが疲れたと感じたら休憩を取りましょう。

 

質の良い睡眠を手に入れよう

睡眠は心身の疲れを取り、勉強のやる気を上げるのに効果があることは誰しもが認めることですよね。では、質の良い睡眠をとるにはどうしたら良いのでしょうか。

それは、深い眠りについて成長ホルモンの分泌を活性化させることです。深い眠りと脳の温度に密接な関係があることが最近の研究で分かってきました。

この研究によれば、脳の温度が低いと深い眠りにつくことができるようです。眠っても疲れが取れないという人は、氷枕を使うなどして頭を冷やすと良いでしょう。

 

いかがでしたか。

今回は、勉強のやる気を上げるための効果的な休息方法についてお伝えしました。今回のポイントは、積極的休息と消極的休息を使い分けることが重要でしたね。短時間の休息には積極的休息が向いています。

ウォーキングやヨガといった有酸素運動をや笑いを意識した休息時間を取り入れると良いでしょう。一方、消極的休息は、心身の疲れを取るための休憩のことですが、質の良い休息を取るには単に休むだけでなく休む時間やタイミングや方法が重要でしたよね。

少し意識して休息を取るだけでも高い効果が得られますよ。勉強のやる気が落ちてしまうのは、あなたが怠けているからではありません。効果的な休息方法を知れば、あなたのやる気はアップし勉強を長続きさせることができるのです。

 

まとめ

やる気を上げる効果的な休息とは

・ 有酸素運動を取り入れよう
・ 休憩中は声を出して笑おう
・ 昼寝は30分以内にしよう
・ 休息のタイミングを見極めよう
・ 質の良い睡眠を手に入れよう


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