引っ込み思案の性格をなおして友人関係を広げるポイント

引っ込み思案の性格をなおして友人関係を広げるポイント

人前に出ると必要以上に緊張して何もできなくなる、自分の意見をなかなか言えないなど、引っ込み思案な性格に悩んでいる人って意外と多いですよね。

自分中心で物事を捉えたり、思ったことをすべて言葉にしたりする人よりも、引っ込み思案な性格の人の方が控えめで良いと言う人もいますが、なんとなく暗い性格だと思われたり、いつも人に流されてしまったりなど、人付き合いに関する悩みが多いもの。

引っ込み思案の性格をなおして、交友関係を広げたいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。引っ込み思案の人の中には、「引っ込み思案は性格だから」と、あきらめている人もいます。

でも、引っ込み思案な性格をなおすのはそれほど難しいことではないんです。ここでは、引っ込み思案の性格をなおすポイントをお伝えします。

 

引っ込み思案の性格をなおして
友人関係を広げるポイント

 

自らすすんで挨拶しましょう

引っ込み思案の人って、何を話して良いか分からなかったり、ヘタなことをしゃべったらどうしようと考えたりしてしまうため、人とおしゃべりするのが苦手な傾向がありますよね。

そんな人は、まず自らすすんで挨拶することを意識しましょう。挨拶は、世界共通のコミュニケーションツールです。たとえおしゃべりができなくても、挨拶ができる人には、多くの人が好感を抱くもの。

第一声を自分が発することで、自信につながるため、引っ込み思案の性格をなおすには打ってつけなんです。中には、挨拶を返してくれない人もいるかもしれませんが、それは極少数。多くの人が、挨拶を返してくれるので、怖がらずにすすんで挨拶をしてみてくださいね。

 

常に笑顔を心がけましょう

赤ちゃんの笑顔を見ると、つられて笑顔になってしまいますよね。これは、相手が大人でも同じです。引っ込み思案の人は、どうしても相手にどう思われるかを意識してしまいがち。

だからこそ、相手が笑顔だと安心する人が多いのではないでしょうか。相手の笑顔を引き出すためには、自分が笑顔になることが一番!

人に笑顔を向けられて、嫌になる人はいないので、笑顔で挨拶する、笑顔で返事するなどのように、常に笑顔を心がけましょう。

笑顔は、相手とのコミュニケーションをとりやすくする効果もあるため、相手の方から話しかけてくれることも増えてきます。とは言え、引っ込み思案の人の中には、笑顔を向けられて嫌がられないかなと不安になる人もいますよね。

もし、笑顔を向けられて嫌がる人がいたとしたら、それは相手の心に問題があるということ。人の笑顔を見て嫌がるほど心の狭い人とは、関わるだけ時間が無駄になってしまうので、関わる前に本性を知ることができて良かったと思ってサラッと流すのが一番です。

 

うまくいく自分を繰り返しイメージしましょう

引っ込み思案の性格が長く続くと、どうしても「引っ込み思案だからダメ」だと自分の可能性を狭くしてしまいがち。これでは、いつまで経っても引っ込み思案の性格をなおすことはできませんよね。

そんな人には、イメージングの力を借りるのがおすすめです。イメージングとは、「現実と同じくらい鮮明に頭の中に描いたイメージを現実と区別できなくなる」という脳の性質を利用したもので、こうなりたいと思う自分の姿を感情までふくめ、繰り返し鮮明に思い描くことで、その人の持つ能力をアップさせることです。

最初は、「引っ込み思案がなおり、交友関係が広がった自分」を鮮明に思い描くのは難しいかもしれませんが、何度も繰り返していくことで、感情までも鮮明に描けるようになります。

ここまでくると、脳が勝手にそのイメージに合わせた自分になるよう能力を調整しようとするため、引っ込み思案が改善されます。

 

緊張して当たり前だと思いましょう

引っ込み思案の人は、うまくやろうとし過ぎてしまうため、「緊張しちゃダメだ」と自分に言い聞かせてしまうことがありますよね。でも実は、その行為そのものが、引っ込み思案な性格を助長させてしまっているんです。

この場合の「ダメ」という言葉は、緊張してしまうことを否定する言葉なので、ダメと言い聞かせれば言い聞かせるほど、緊張が増し、喉が乾いたり、足が震えたり、お腹が痛くなったりなど、さらなる緊張や混乱を招いてしまいます。

こうした記憶を積み重ねることにより、引っ込み思案が加速していくんですね。引っ込み思案な性格をなおそうと思ったら、「引っ込み思案なんだから緊張して当たり前」だと、緊張することを受け入れるところから始めましょう。

緊張する自分を当たり前のものとすることで、緊張している自分を客観的に捉えられるので、かえって緊張が緩和します。うまくいった体験を積めば積むほど、自信につながるので、知らない間に引っ込み思案な性格がなおっていることもありますよ。

 

人に嫌われることを必要以上に恐れるのはやめましょう

多かれ少なかれ、誰もが「できれば人に嫌われたくない」と思っています。でも、引っ込み思案な性格の人は、人に嫌われたくないという意識が強すぎることがあるんです。

それが、結果として自分をよく見せようとすることに繋がってしまい、かえってうまく話せなくなったり、行動を起こさないようにしたりする原因になっているんです。

そんなときには、考え方を変えて、引っ込み思案をなおしましょう。私たち人間の人生では、6割の人に好かれ、4割の人には嫌われるようにできていると言われています。

つまり、どんなにイイ人でも、どれだけ恵まれた人でも、4割の人間からは嫌われてしまうということ。すべての人に好かれることは決してないんです。

引っ込み思案の人ほど、すべての人に合わせようとしてしまいますよね。でも、ありのままの自分を受け入れてくれない人や自分を嫌っている人にまで合わせて気づかいをする必要はありません。

それよりも、人に嫌われることを必要以上に恐れることをやめ、ありのままのあなた自身を受け入れてくれる人を大切にすることに心を使いましょう。

 

いかがでしたか。

引っ込み思案な性格だと、なかなか周囲の人とうまく付き合うことができませんよね。引っ込み思案に見えないと言われる人は特に、つらい思いを抱えているのではないでしょうか。

そんな引っ込み思案な性格をなおすためには、自分からすすんで挨拶していくのが効果的!挨拶は、世界共通のコミュニケーションツールなので、挨拶がしっかりできる人は好かれます。

自分からすすんで挨拶することで、自信にもつながるため、引っ込み思案な性格を少しずつ改善していけますよ。また、引っ込み思案な人は、嫌われたくないという思いが強いため、どうすれば嫌われずにすむかを無意識に考え過ぎてしまう傾向があります。

でも、すべての人に好かれることはまずないので、人に嫌われることを必要以上に恐れるのはやめて、ありのままの自分を受け入れてくれる人との時間を大切にしましょう。交友関係を広げていくためにも、ここにご紹介した引っ込み思案を治す方法をぜひ参考にしてください。

 

まとめ

引っ込み思案の性格をなおすためには

・ 自らすすんで挨拶しましょう
・ 常に笑顔を心がけましょう
・ うまくいく自分を繰り返しイメージしましょう
・ 緊張して当たり前だと思いましょう
・ 人に嫌われることを必要以上に恐れるのはやめましょう


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この記事を書いた人
編集部

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