人前で話すのが苦手な人に奨める、スピーチで緊張しないコツ


年を重ねると人前で話す機会が増えてきますよね。朝礼やミーティングといったちょっとしたスピーチから、結婚式やプレゼンなど時と場合によってシチュエーションは様々。

人前で話すのが苦手な人は、「スピーチなんて大嫌い!!」と感じていることでしょう。今回は、人前で話すのが苦手な人に奨める、スピーチで緊張しないコツについてお伝えします。

緊張しないでスピーチをすることなどできるのでしょうか。きっとあなたは、家族や友人と話をする時には緊張していないですよね。

家族や友人と話す時と、人前で話す時には何が違うのでしょうか。その違いが分かればどんな場所でスピーチをしたとしても大丈夫です。早速、両者の違いについて考えていきましょう。

 

人前で話すのが苦手な人に奨める、
スピーチで緊張しないコツ

 

相手の立場に立ってみよう

人前で話すのが苦手という人は、なぜ話をするのか、話をする目的について考えることから始めて下さい。人前で話すのが苦手な人は、話す目的が自分のためになっています。

スピーチをする時に「自分の評価を落としたくない」、」「良く見られたい」といったことを考えていませんか。家族や友人に話をする時は、相手に何かを伝えたいからですよね。このように「相手に○○を伝えたい」という目的を持ってスピーチに臨むと緊張感せずに人前で話すことができますよ。

 

徹底的にスピーチの準備をしよう

プレゼンテーションの天才とも言われるスティーブジョブズさんや孫正義さんといった人のスピーチは非常に素晴らしいものがあります。

しかし、彼らのプレゼンテーションが優れているのは決して才能だけではありません。例えば、スティーブジョブズさんは1日何時間もスピーチの練習をしていることで知られていますし、孫正義さんは、一つのスピーチをするのに徹底的に構成を練っていることでも知られています。

つまり、彼らのような天才と呼ばれる人たちであっても徹底的な準備をしているのですから、私たちが練習せずにスピーチに臨むとしたら良いスピーチはできないのは当たり前ですよね。人前で話すのが苦手だと思う人は、徹底的に準備や練習を行って本番に臨むと良いでしょう。
 

 

目線を聴き手に合わせよう

再び、友人や家族と話をする時のことを思い返してみましょう。家族や友人と話をする時は、自然に相手の反応を見ながら話をしていますよね。

話し手は相手の反応が分からなくなると不安になり次第に話しにくくなってしまいます。ですから、大勢の場で緊張せずに話すには聴き手の反応を確認する作業が必要なのです。

聴き手の反応を確認するには、アイコンタクトが一番。緊張していると目線を合わせられないという人もいますが、緊張しているからこそアイコンタクトを取るべきです。相手が自分の話を理解してくれていることが分かれば、徐々に緊張の糸がほぐれていくでしょう。

 

良い姿勢を心がけよう

姿勢と精神状態は密接な関係があると言われています。例えば、胸を張って生活していると前向きになり、逆に崩れた姿勢を続けていると鬱症状が現れてしまうようです。

ここで、あなたのスピーチ中の姿勢について思い返してみて下さい。人前で話すのが苦手な人は、猫背になり頭はうつむいてしまいがち。

そこで、せめてスピーチ中は胸を張って堂々とした姿勢で臨むようにしましょう。姿勢は、あなたの心に影響を及ぼします。普段から姿勢を正して生活するだけで自信が生まれ、緊張せずにスピーチをすることができます。

 

スピーチに対する見方を変えよう

最後に考えたいのは、スピーチに対する見方を変えるということ。友人や家族に話をする前に「話が伝わらなかったらどうしよう」と考える人はいないですが、スピーチなど人前で話をする際は、「失敗したらどうしよう」と初めに考えてしまう人も多いですよね。

つまり、話をすることに対するハードルが高いと緊張してしまうのです。成功を収めるビジネスパーソンの多くは、「どんなに失敗しても死ぬことはない」と考えると気持ちが楽になると言っています。

このように、緊張していると感じたらスピーチに対するハードルを自分で上げ過ぎているサイン。「失敗しても死ぬことはない」とハードルを下げることができれば自分のペースでスピーチが行えるでしょう。

 

いかがでしたか。今回は、人前で話すのが苦手な人に奨める、スピーチで緊張しないコツについてお伝えしました。話の目的、話し方、心構えが自分目線になっている上手くいきません。

今回お伝えしたように、相手の目線になって話をすると家族や友人に話すようにスピーチを行えるようになるでしょう。また、スピーチだからこそしなければならないこともありましたね。

例えば、友人や家族に話す際に話をする前に話す内容を準備しておく人は少ないかもしれませんが、スピーチをする際は別です。

徹底的に準備をすればするほど、自然な形でスピーチを行うことができるでしょう。あなたも、次にスピーチを頼まれた時には今回お伝えしたことを参考にスピーチに臨んで下さい。

 

まとめ

緊張せずにスピーチをするには

・ 相手の立場に立ってみよう
・ 徹底的にスピーチの準備をしよう
・ 目線を聴き手に合わせよう
・ 良い姿勢を心がけよう
・ スピーチに対する見方を変えよう


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