人見知りを克服するのに最適な5つのトレーニング


人見知りが激しくて、新しい場所や新しい環境になかなかなじめない人っていますよね。そのままでいいとは思ってないけど、でも人見知りを克服するにはどうしたらいいか分からなくて困っている人って実は多いでしょう。

人見知りすることなく誰にでも話しかけている人を見るとちょっとうらやましく思ったりしませんか?でもちょっと待って。実はその人も人見知りだったりするんですよ。人見知りとは慣れない相手に対していつもと違う自分が出てしまうことです。

慣れた相手にならどきどきしないけど、慣れない相手にはどきどきしますよね。それって人間ならだれでもあることなんです。ではどうしたら緊張しないでいられるか、または、緊張しながらでも上手に人間関係を始められるか、人見知りを克服するには欠かせない格好のトレーニングをお伝えします。

イメージトレーニングをする。

人見知りを克服するには準備が大事です。たくさんのイメージトレーニングをしましょう。まず挨拶の後には自分を知ってもらうための自己紹介が始まることが多いですね。では、頭の中で知らない誰かに自己紹介をしてみて下さい。

しどろもどろになっても大丈夫です、あなたの前には誰もいません。ここで自分のことをよく分析してみると人見知りを克服するには大切なことが隠れていたりします。

出身地や兄弟の有無、好きな食べ物、学生時代の部活から始まって、性格、苦手なものやバイト歴などなど。頭で考えるだけではなくて字に書きだしてみて下さい。最低でも10個ぐらいは考えてみましょう。それを見ながら、初めて会った人に話してもいいかな、と思うものに印をつけてみます。

反対に初めて会った人から聞きたいと思う内容にも違う印をつけてみて。もうこの時点で、あなたには初めて会った人と会話する準備が出来ているんです。人見知りを克服するには最初にやるべきこと、それは自分のことを知ることです。

 

声に出してトレーニングする。

イメージトレーニングをしてみたら今度は実際に声に出してみましょう。人見知りの人は案外声を出すことそのものが苦手だったりすることがあるんです。そのせいもあって、声が震えてしまったりかすれてしまったり。それをふせぐには実際に声に出してみるのが一番です。

さて、人見知りを克服するために、自分以外の誰かに話しかけてみるのが大切です。なので、人形でもぬいぐるみか何かに向かって話しかけるように練習しましょう。でないとただの独り言になってしまいます。

まずは挨拶から始めて下さい。「こんにちは」、次は?「いいお天気ですね?」「私は〇〇といいます」「××に住んでいます」。よどみなく、なんて必要はありません。最初はイメージトレーニングの時に書き出しおいたメモを見ながら、言いなれてない敬語もこの際だから使っちゃいましょう。

頭で分かっていても口に出し慣れていないと思わず噛んじゃうんですよね。でもアナウンサーじゃないんだから噛んだからって気にすることはありません。人見知りを克服するには、間違えちゃいけない、言い淀むのははずかしい、そう思う必要は全くないんだ、ということに気がつくことが大切です。

 

笑顔のトレーニングをする。

さあ、次に用意するのは鏡です。緊張しているとどうしても顔がこわばってしまいますよね。またはこわばっているように感じてしまいます。でもこれはトレーニングである程度克服できるようになります。人見知りを克服するには自分の笑顔を磨きましょう。

まずは自分が嬉しかったことや楽しい思い出、友達のおかしな話を思い出してみて下さい。自然な笑顔が浮かんだらその笑顔にしばらく見とれていていいですよ(笑)私の笑顔って魅力的、なんて思って見ててください。実際に人の笑顔ほど見ていてリラックスできる表情はありません。

自分も相手もリラックスさせる「笑顔」実は誰でも持っている秘密兵器です。余裕があったら変顔なんかもしてみましょう。変顔は普段使わない顔の筋肉を使うので表情筋のストレッチと思って思いっきりやってみるといいですよ。

 

実際に知らない人に話しかける。

さあ、いよいよ次は実地訓練、知らない人に話しかけてみましょう。「うわー!無理!」そう思うあなたは臆病者なんかじゃありません、むしろ当然のことです。でも人見知りを克服するにはこれが一番肝心なんです。

例えば、スーパーに買い物に出かけたとき、自分が普段使わないような食材、野菜でも魚でも、缶詰でも何でもいいのでそれを見つけたら、その売り場のそばにいる人にこう声を掛けてみるのはどうでしょう?

「これってどういう風に食べれば美味しいんでしょう?」声を掛ける人は中年以上の女性がおすすめです。この方たちはコミュニケーション能力が高い人が多いので、びっくりしたような表情をされるかもしれませんが、親切に教えてくれます。

もし知らなくても「私も知らないのよ~、どうしたらいいのかしらねぇ」なんていう風に話を繋げてくれるでしょう。そんな会話をきくことであなたのコミュニケーション経験値もきっと上昇します。

他にも夕方の住宅街などで犬を散歩させている人たちに笑顔で「こんにちは」と声をかけるなどはいかがしょうか。「かわいいワンちゃんですね」と声を掛けながら通り過ぎましょう。きっと笑顔で「ありがとうございます」と返してくれますよ。

 

話題作りを日々の日課に。

イメージトレーニングで自己紹介についてはいろいろ準備できましたが、そのあと話が続かないかも・・と心配になりますよね。会話はキャッチボールですから、相手がうけやすい話題がうまく見つかるか、また、相手が投げてきた話題を上手に受け取れるか。

こればかりは実際にやってみないとわかりませんが、でも準備はできますから心配しないでください。人見知りを克服するには何事も準備をしっかりすることです。新聞でもネットのニュースでもいいから今巷で話題になっていることを知りましょう。

スポーツやはやりのドラマでも、何かが値上がりするとか値下がりするとか、いろいろなニュースがたくさんありますね。試験ではありませんから暗記する必要はありません。

ただ何かしらの感想を持っていればそれで大丈夫です。「へえ」とか「うそ!」とかその程度で十分です。その積み重ねがあなたの知性となり、会話のキャッチボールが知らないうちにスキルアップしていくでしょう。

 

さて、緊張とは不安の結果起こるものです。上手に話すことが出来ない不安、話題が切れてしまって気まずい空気が流れる不安、相手を怒らせたりするかもしれない不安など、初めて話す人とはいろいろな不安がよぎってしまいます。

その不安を少しでもなくすには何事も準備することが一番の近道です。人見知りを克服するには考えられる限りの準備をしておくこと、そのコツをお伝えいたしました。すこし難易度が高いかな、と思ったらそれは後回しで、できることから始めてみてください。

そしていざ初めての人に会うときには自信を持って。焦らず、慌てないで、深呼吸して、いつもよりゆっくり話すようにしてみましょう。それを思い出すだけでも人見知りを克服する第一歩が踏み出せるでしょう。

まとめ

人見知りを克服するためには

・ イメージトレーニングをする。
・ 声に出してトレーニングする。
・ 笑顔のトレーニングをする。
・ 実際に知らない人に話しかける。
・ 話題作りを日々の日課に。


連記事