女子の人間関係は、複雑で面倒くさくて陰湿で、それでいてある意味分かりやすい、「あの子とあの子が対立しているのね」「あの子がリーダーであの子が取り巻きね」と、グループの外からでも一目で分かりますよね。
あのドロドロして面倒臭いなかに飛び込むのか、とグループに入る前から不安になったりうんざりすることも多いでしょう。また、女子の人間関係にはとかくもめ事が起こりがちです。
対岸の火事だという油断が命取り、うっかりすると自分がもめ事の渦中に入っていたり、なぜか一番の悪者にされてしまうなんてことも!?昨日までは一緒に遊んでいたのに、今日からいじめのターゲットに、なんてことは女子の人間関係ではよくあることです。
このような女子の人間関係のもめ事や面倒を防止し、自分に火の粉がかからないためにはどうすればよいのでしょう。ということで、今回は女子の人間関係を理解してもめ事を未然に防止する秘訣をお伝えします。
女子の人間関係を理解して、
もめ事を未然に防止する秘訣
その場にいない友達の悪口は言わないこと
女子の人間関係におけるもめ事の発端は大抵、「言った、言わない」です。「誰それが○○ちゃんの悪口を言っていたよ」と悪口や陰口が本人の耳に入ることで、もめ事勃発!「言った、言わない」で喧嘩になります。
女子の人間関係のもめ事を未然に防止するためには、その場にいない友達の悪口を言わないこと。会話の流れが悪口・陰口に行きそうになったら、「そうそう、そういえば」と言って、あなたが流れを変えましょう。
会話の流れを変えるのが無理なときは、あなた自身は悪口に加担しないこと!貝になってください。あなたが率先して悪口を言っていなくても、本人の耳に入るときにはあなたが悪口を言ったというように話が伝わることがあります。いっそ、「用事を思い出した」といって、席を外すのもおすすめです。
自分の金銭感覚を表に出さないこと
女子の人間関係におけるもめ事の根底にあるのは妬み嫉みです。特にお金の問題は深刻、金銭感覚の違いから友達の嫉妬を買うこともしばしばですし、子供同士でいじめのターゲットになるのは大抵、お金を持っている子供ですよね。
大人の世界も同じ、嫉妬されたり嫌味を言われたり、たかられたり……お金の貸し借りでもめ事が起きることもあります。とはいっても、金銭感覚の違いは友達同士でもなかなかつかめないものですよね。
特に、コンプレックスを抱いている人は、お金がないことを隠したり、背伸びしてお金持ちのふりをしてしまいがち、「お金に余裕があるのだな」と思っていた友達が実は貧乏だったということも女子の人間関係ではよくあることです。
金銭感覚の違いが発端となるもめ事を未然に防ぐためには、最初から自分の金銭感覚をあらわにしないことです。ランチのお店を選ぶときには友達に合わせること、友達が連れて行ってくれたレストランと同程度の予算でお店を選ぶとよいでしょう。
また、あなた自身は背伸びして友達合わせないこと。無理をすれば、いずれ破たんします。破たんした結果、「あいつのせいだ」と友達を恨むようになると、そこでもめ事が起きますよね。
「この子とは金銭感覚が合わない。このグループは自分にとってはセレブすぎる」と思ったら、その友達やグループから離れるのがよいです。
LINEなどのSNSに依存しすぎないこと
LINEなどのSNSを使うと、四六時中友達と連絡をとりあうことができます。便利な反面、家にいても友達とのやり取りを続けなければならず、息が詰まりそうになることもありますよね。
また、女子の人間関係は密になればなるほどもめ事が増えるもの、SNSのメッセージのやり取り中にもめ事勃発なんてことも珍しくありません。
特に、顔と顔を合わせてのコミュニケーションより画面越しのやり取りは表現や言葉選びが直接的・攻撃的になりがちですから、もめ事が起こるのも必然です。
女子の人間関係でもめ事を未然に防止するためには、LINEなどのSNSに依存しすぎないことが大切!これはあなた自身だけでなく、あなたの友達やあなたが属しているグループ自体も、です。
友達とのLINEやグループLINEはそっけないくらいがちょうどいい、あなたが率先してSNSにはクールな対応をしてみましょう。
噂や悪口を耳にしても頷かないこと
女子の人間関係では噂や悪口はつきものです。更衣室やトイレでの「あの子、ああ見て実は~」なんて噂、女子ではよくあることですよね。
しかし、このような噂や悪口を耳にしたとき、あなたは決して頷いたり、「私もそう思っていた~」なんて相手に調子を合わせてはいけません。
噂の本人にはあなたの本心が曲解されて伝わるもの、いつの間にか噂の出所があなた自身ということになって、噂の本人と一戦交える羽目になることもあります。
また、噂に頷くことで、「○○ちゃん(あなた)は○○さんが嫌い」とグループ内で認識されることも!軽はずみな肯定は控えてくださいね。
もめ事勃発!?このときはどちらにも加担しないこと
もめ事が起きてしまったとき、女子はまず自分の仲間を集めます。グループ内でどちらが味方を多くつけることができるか、これでもめ事の決着がつくこともしばしば、その後は敗れた人の排除やいじめが始まります。
もめ事が起きたとき、あなたは最初に動き出さないこと、どちらにも加担せずしばらくは静観しましょう。大勢が固まったところで、このまま中立を貫き通すか、味方の少ない方につくかを決めてください。
もめ事にこれ以上油を注がないための適切な対処をとってくださいね。このとき、、味方の多い方についてもめ事の決着をつけてもよいですが、大抵の場合、もめ事が終わった後、今度は最後まで曖昧な態度を取ったということで今度はあなたがいじめられます。
味方の少ない方につけば、「よく味方についてくれた」と喜ばれるので、あなたの保身のためには劣勢側につくのがおすすめ、もしもめ事に敗れたとしても、二人でグループから出ていけばよいです。
いかがでしたか。以上が、女子の人間関係を理解してもめ事を未然に防止する秘訣でした。女子の人間関係では、密になればなるほどもめ事のリスクが高まります。
LINEなどのSNSはほどほどに、また、グループ内の結束を強めるために不在の人の悪口を言うというのも女子の人間関係ではよく見られる光景ですが、これももめ事を防止するためにはやめてください。
気を付けていても、女子の人間関係ではもめ事は起きます。もめ事が起きたときには、それ以上もまさないことが大切!あなたはどちらかに加勢したり、火に油を注ぐようなことをしてはいけません。
できるだけ早くもめ事がおさまるように対処してください。おすすめは、劣勢の友達の味方につきつつ、「まあまあまあ」といって二人を仲裁することです。
まとめ
女子の人間関係を理解してもめ事を未然に防止するためには
・ その場にいない友達の悪口は言わないこと
・ 自分の金銭感覚を表に出さないこと
・ LINEなどのSNSに依存しすぎないこと
・ 噂や悪口を耳にしても頷かないこと
・ もめ事勃発!?このときはどちらにも加担しないこと