生きていると、突然孤独感に襲われる瞬間がありますよね。仕事で辛いことがあったわけではない、プライベートも順風満帆、いつも通りの一日を過ごしたにも関わらず、夜お風呂の中やお布団に入った瞬間、ふとした孤独感に襲われることがあります。
こんなとき、孤独感を癒してくれる人がすぐそばにいてくれたらよいのですが、なかなかそううまくはいかないもの、こんな夜に限ってパートナーは残業だったり出張だったり……結局眠れない夜を過ごすことになります。
また、孤独感の種類によっては、恋人や家族でもあなたの孤独を癒すことはできないことも！こんなときには自分で癒すしかありません。
ここでは「自分はひとりぼっちだ」という孤独感に襲われたときにおすすめ、孤独感をやさしく癒してゆっくり元気を回復する方法をお伝えします。
孤独感をやさしく癒して、
ゆっくり元気を回復する方法
孤独感を覚える自分を肯定すること
孤独感に襲われたとき、とっさに「だめな人間だから孤独なのだ」「誰にも愛されない自分が情けない」というように、自分自身を否定してしまうことがあります。
このように否定してしまう根底には「だめな人間だから誰にも愛されない、ゆえに孤独になってしまう。つまり、孤独感を覚える自分はだめな人間だ」という思い込みがあります。
しかし、これは大きな間違い！人気者のアイドルだって孤独感に苛まれることはあるんですよ。孤独感を癒したいといっても、自分自身をネガティブにとらえていては癒すどころか自己嫌悪の罠にはまってしまいます。
まずは、孤独な自分を「それでいいのだ」「皆だって同じだ」と肯定することから始めましょう。自分を肯定することは癒しの第一歩です。
自分一人の時間を楽しむこと
孤独感を癒すためには、孤独を逆手にとって楽しむことがおすすめです。孤独ということはつまり、誰かに気を使ったり誰かに合わせて生活する必要がないということ！こんな自由はありません。
孤独感を覚えたとき、「孤独だ」といって落ち込んでいるのはもったいない！孤独だからこそできる楽しみを見つけましょう。趣味に没頭してもよし、何時間、いや何日趣味だけに時間を使っても、誰にも何も言われません。
他人には見せられない趣味だってし放題ですよ。孤独感を覚えたときは、孤独を楽しむ方向に思考を転換してみてください。
おいしいものを食べて気力・体力を充実させること
突然の孤独感に襲われるときは、大抵、気力・体力が弱くなっているときです。独身貴族の方が結婚を考え始めるのは風邪で臥せっていたり自分の老いを自覚したときですし、会社で上司に叱られて気分が落ち込んだときには会社はもちろん社会のどこにも自分の居場所がないと思い込んでしまいがちです。
こんなとき、孤独感を追い払って元気を回復するためには、おいしいものを食べるのが一番！気力も体力も同時に回復することができますよ。
お腹がいっぱいになれば、それまで悲観的な方向に傾きがちだった気分や思考も一転、楽観的な考え方ができるようになります。孤独感も感じなくなります。
体を動かして体を疲れさせること
いったん孤独感を覚えると、思考がずるずると悪い方向に行ってしまいがち！考える必要のないことまで考えるようになります。
こんなときには、この悪い方向へ行ってしまう思考そのものを断ち切ることが大切！体を動かして、体や頭を心地よい疲労で満たしましょう。
疲労によって、頭は考えることが億劫になります。さらに、体の疲労により心地よい睡眠をとることができれば、寝ている間に思考がリセット！起きたときには通常の思考回路に戻っていますよ。
運動にはリラックス効果やストレス解消効果もあります。孤独感を癒したいときには、部屋の中に閉じこもってしまいがちですが、そんなときこそ外に出て体を思いっきり動かしましょう。
他人の声を聞くこと
孤独感を覚えたときには、誰かに電話してみましょう。恋人やパートナー、友達、家族、その人の声を聞くだけでほっとできる人に電話するのがおすすめです。
メールやSNSのメッセージでもよいですが、ひどい孤独感を癒すためには文字だけのやり取りよりも相手の声を聞く方が効果的です。
他人の声を聞くことで自分以外の誰かの存在を実感することができ、「自分は一人ぼっち」「この世界は自分しかいない」という孤独感が小さくなります。
電話をする相手がいない方は、好きな歌手やアイドルの声を聞くとよいですよ。ヘッドフォンやイヤホンで好きな歌手やアイドルの歌声を聞きましょう。
いかがでしたか。以上が孤独感をやさしく癒してゆっくり元気を回復する方法でした。孤独感に襲われたときには、まずは孤独を感じる自分を肯定することから始めます。
誰にも相手にされない自分、一人ぼっちの自分を責めないでください。可能であれば、誰かに電話するのもおすすめです。一時でも大切な人の声を聞くことで孤独感を打ち消すことができますよ。
長引く孤独感には、趣味に没頭したり好物を食べたり、あるいは運動で汗を流すなど、自分自身の生活を充実させることで対処しましょう。
楽しい生活を過ごすうちに、孤独感は消え元気を取り戻すことができます。孤独感を覚えている間は、何もする気になれないかもしれませんが、そんなときこそ自分に発破をかけて！玄関のドアを開けましょう。
まとめ
孤独感を癒して元気を回復するためには
・ 孤独感を覚える自分を肯定すること
・ 自分一人の時間を楽しむこと
・ おいしいものを食べて気力・体力を充実させること
・ 体を動かして体を疲れさせること
・ 他人の声を聞くこと