人生相談をしたいけれど、どう切り出していいのか分からない、忙しい相手に話しかけたら迷惑だろうし邪険にされたら悲しいし……など、人生相談をしたいけれどうまくタイミングを見つけられないということ、ありますよね。
会社の上司や同僚は常に仕事に追われているし、親友は恋に仕事に大忙し!充実した毎日を送っている親友はなかなかあなたにかまってくれません。
家族はというと、茶化したりからかうだけでちっともあなたの話を真面目に聞こうとしてくれない……こっちは真剣に悩んでいるのに、とため息が漏れてしまいます。
一人で悩みを抱えるあまり、寂しさや孤独感が募ってしまうこともありますよね。どうしたら、人生相談に乗ってもらうことができるの?ということで今回は、人生相談をしたいときにうまく話しかける5つのコツをお伝えします。
人生相談をしたいなら必見!
うまく話しかける5つのコツ
人生相談のためのアポイントメントをとっておくこと
大切な人生相談ですから、5分や10分の立ち話では終わりません。相手にはじっくり時間をかけて聞いてもらいたいですが、相手にだって予定があるので、いきなり捕まえて話し込むことはできません。
ということで、人生相談をしたいときには、あらかじめ約束をとりつけておきましょう。「ちょっと聞いてもらいたい悩みがあるから時間をちょうだい」というように、相手にお願いしてみてください。
こうすることで、時間を気にせずにじっくり人生相談を聞いてもらえるほか、最初から「今日は悩み相談のためのお食事」と相手に知っておいてもらえるので、スムーズに人生相談を始めることができます。
相手がひまそうなときに話しかけること
アポイントメントなしの人生相談では、相手がひまそうなときに話しかけることが大切です。仕事の上司や同僚であれば、仕事の閑散期や休憩時間に「ちょっといいですか」といって人生相談に乗ってもらいましょう。
飲みの席でもよいですね。逆に、仕事の繁忙期に「人生相談を~」なんていうと、相談に乗ってもらえないばかりか相手に嫌われてしまいます。
人生相談をするとき、自分自身に気持ちに余裕がなく相手への思いやりが欠けてしまいがちですが、そんなときこそ周囲をよく見て、相手が今忙しいかな?相談してもいいかな?と相手の様子を確認してください。
お菓子やコーヒーなどの差し入れをすること
手ぶらで人生相談はしにくいですよね。人生相談をするときには、お菓子やコーヒーなどを持って相手のところに行きましょう。デスクでひまそうにしている先輩のところにコーヒーを持って「ちょっと相談したいことが~」といってみてください。
結婚や離婚、金銭問題などの深刻であなたの人生を左右するほどの人生相談で相手にはアドバイス以上のことを求めているのであればお菓子やコーヒーでは足りません。菓子折り、何ならその下に現金を詰めて、人生相談に行きましょう。そうすれば、相手も真剣にあなたの話を聞いてくれますよ。
「あなたでなくちゃだめなんだ」といって相談すること
人にもよりますが、多くの方にとって他人の相談に乗る、さらに何らかのアドバイスを授けたり手を差し伸べるということはとても面倒臭いこと、できればそのような面倒事は避けたいですよね。
なので、人生相談をして相手に嫌な顔をされるのは当然です。そこをおして何とか相手に真剣に相談に乗ってもらうためには、「あなたしか僕を助けられる人はいない」と伝えることが大切です。
たとえば、相手の専門知識や特殊の経験を生かしたアドバイスがほしい、だとか、口利きをしてほしいとか、あるいは「僕の妻はあなたの言うことなら聞くから」といって夫婦仲の修復を手伝ってもらうだとか……。
このように「あなたでなくちゃだめなんだ」といって相談すると、相手も「だったら仕方ないから一肌脱ぐか」という気持ちになってくれますよ。
毎回、きちんとお礼をすること
人生相談も回数が重なると、つい「相談にのってもらって当たり前」という感覚になってしまいがちです。しかし、相手は毎回相談に乗ったり秘密の共有を強いられることに負担を感じていたり、「どうしてこっちばかり助けてあげなきゃいけないの、何にもしてくれないくせに」と不満がたまっているかもしれません。
人生相談に乗ってもらったら、その都度、きちんとお礼をしましょう。相談だけでなく、助けてもらったり秘密を共有してもらうときには、それに対してもお礼をします。「ありがとう」の言葉だけでなく、お菓子やコーヒーなど、プレゼントなどで渡してくださいね。
また、相談に乗ってもらったり助けてもらった借りを返すつもりであることもきちんと伝えておきましょう。「今度は私が助ける番だから、困ったことがあったらいつでも呼んでね」と相手に言うのです。
いかがでしたか。以上が、人生相談をしたいときにうまく話しかけるコツでした。人生相談をしたいとき、相手の邪魔をしてしまっては真剣に話を聞いてもらうことはできません。
相手が忙しくしているときは避け、ひまそうにしているときを狙って話しかけてみてください。このとき、お菓子やコーヒーなどを持っていくと、話しかけやすいです。
また、話が長くなりそうなときには、事前に「相談したいことがある」といってアポイントメントをとりましょう。人生相談をするとき「誰でもよかったけど、あなたがひまそうだったから」では、相手も真剣に相談に乗る気にはなれません。
「あなたでなくちゃだめ、あなたの意見を聞きたいの」といって相談するとよいですよ。人生相談をした後は、きちんとお礼をしましょう。
まとめ
人生相談をしたいときうまく話しかけるためには
・ 人生相談のためのアポイントメントをとっておくこと
・ 相手がひまそうなときに話しかけること
・ お菓子やコーヒーなどの差し入れをすること
・ 「あなたでなくちゃだめなんだ」といって相談すること
・ 毎回、きちんとお礼をすること