思考回路を刺激して脳を活性化させる5つの術

思考回路を刺激して脳を活性化させる5つの術

仕事や勉強の効率をもっと上げたいと思っている人って少なくないですよね。そんな人におすすめしたいのが、思考回路の刺激です。

思考回路とは、文字どおり私たちが物事を考えるパターンのこと。どういう道順で物事を考え、発信するかということです。つまり、その人の考え方のクセのようなものですね

この思考回路は、いつも決まった場所で、同じようなことをしていると変化が見られません。脳細胞は、使わなければどんどん衰えてしまうと言われていることからも、お分かりいただけるのではないでしょうか。

仕事や勉強の効率を上げたり、記憶力をアップさせたりなどするためには、脳を活性化させることが必要です。そこで今回は、思考回路を刺激して、脳を活性化させる方法をお伝えします。

 

思考回路を刺激して
脳を活性化させる5つの術

 

「したい」と思う思考に切り替えましょう

私たちが毎日していることは、「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」のふたつに大別できますが、社会に出ると、どうしても「やらなければいけないこと」を優先せざるを得ませんよね。

これは、いつしか「やらされている」という義務のような感覚に陥ってしまうもの。これでは、思考回路も受け身になってしまいます。

そんな思考回路を変え、脳を活性化させるためには、「させられている」思考から「したい」思考に切り替えることが大切です。

そこでおすすめしたいのが、自ら情報をキャッチしようとすること。これだけで、自分がしたくてしている感覚に陥るので、思考回路が刺激され、脳が活性化しますよ。

 

次に起こることを予測しながら行動しましょう

日ごろの会話や仕事などをしながら、次に起こることを予測することってほとんどないですよね。これでは、いつも同じようなことばかりになってしまうので、思考回路の刺激にはなりません。思考回路を刺激して、脳を活性化するためにも、次に起こることを予測しながら行動しましょう。

これを言ったら、相手はどんな反応をするだろう?とか、この仕事が終わったらどうなるだろうなど、日ごろ何気なくしている行動や動作のひとつひとつに対して、次に起こることを予測する習慣をつけることで、思考回路が刺激され、思考力がアップします。

難しいなと思う場合には、番組の展開を予測しながらテレビを観てみるのもおすすめですよ。まずは、簡単にできるところから始めてみましょう。

 

情報を鵜呑みにせず、自問自答するクセをつけましょう

テレビや雑誌、インターネットなど、毎日たくさんの情報が発信されていますよね。これらの情報を「そうなんだ」と、そのまま鵜呑みにしている人も多いのではないでしょうか。

でも、情報をそのまま鵜呑みにする状態は、思考回路が刺激されるどころか、脳が思考をやめている状態なんです。思考回路を刺激して、脳を活性化させるためには、情報を鵜呑みにするのはNG!

一旦入ってきた情報を、「本当かな?」と一旦疑い、自分で考える習慣を持ちましょう。思考回路が刺激され、脳が活性化するので、積み重ねることによって、思考力もアップしますよ。

 

周囲の音に耳を傾けながら散歩しましょう

どんなに考えても、答えに行き詰まってしまうことってありますよね。実は、このとき、脳の特定部分に必要以上の負荷がかかっているんです。これでは、考えがまとまらないのも無理はありません。

これを改善するためには、一度、使っている脳を変える必要があります。作業場所を離れるのもひとつの方法ですが、それだけでは不十分。同じことを考えてしまう恐れがあるので、強引に使う脳を変えましょう。

そのためにおすすめしたいのが、散歩です。歩くという行為は、運動系の脳を刺激します。とても単純な行為なので、考えがまとまりやすくなるという嬉しい効果も期待できるんです。このとき、周囲の音に耳を傾けることで、聴覚系の脳も刺激できるので、より高い効果が期待できますよ。

 

日常生活で習慣化されていることを見直しましょう

前述のとおり、脳には8つの系統がありますが、それぞれ1日に使える許容時間は8~10時間ほど。これを超えてしまうと、脳が疲れてしまい、作業効率が低下します。

長時間勉強し続けたり、同じ作業を続けたりしていると、だんだんと効率が悪くなるのは、このためなんですね。こまめに休憩をする、誰かに手伝ってもらうなどして、気分転換をして、日ごろ使っていない脳を刺激しましょう。

また、日常生活で習慣化されていることを見直すことも有効です。たとえば、これまで毎月3万円ずつ貯金していた人が、収入が変わらないまま、毎月5万円ずつ貯金するとした場合、毎月2万円の貯金額を捻出するために、これまでの生活を振り返り、自炊にする、節電するなどの工夫をして、生活習慣を変える必要がありますよね。

これが、思考回路の刺激につながるんです。小さなことでも良いので、気づかないうちにできていた習慣をぜひ見直してみてくださいね。

 

いかがでしたか。

仕事や勉強の効率をもっと上げたいと思うことってありますよね。そんなときには、思考回路を刺激して、脳を活性化させましょう。

勉強や仕事のように、やらなければいけないことを優先させた生活を送っていると、どうしても「やらされている」というような義務感に陥りがち。

これでは、脳が活性化するどころか、思考回路が受け身になってしまうため、自ら情報をキャッチしていくように心がけ、「したい」思考に変えていきましょう。

また、テレビや雑誌などで入ってくる情報をそのまま鵜呑みにしていると、脳が思考することをやめてしまうため、入ってきた情報を一旦疑い、自分で考えるクセをつけることもおすすめです。

脳細胞は、しっかりと使っていれば、成人してからでも増やすことができます。つまり、日ごろからあまり脳を使わないでいれば、その能力は、徐々に衰えてしまうということ。ここにご紹介した思考回路を刺激する方法を、ぜひ脳の活性化に役立ってください。

 

まとめ

思考回路を刺激して脳を活性させるには

・ 「したい」と思う思考に切り替えましょう
・ 次に起こることを予測しながら行動しましょう
・ 情報を鵜呑みにせず、自問自答するクセをつけましょう
・ 周囲の音に耳を傾けながら散歩しましょう
・ 日常生活で習慣化されていることを見直しましょう

考え方学び
この記事を書いた人
編集部

来月向上委員会では、知りたい人と伝えたい人の架け橋となり、私たちの生活の中にある小さな悩みや大きな疑問にお答えし、皆が抱える問題を解決する方法や、今日より明日をもっと明るくする為のあれこれをお届けします。

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