電話が苦手をなおしたい人が読む、全く緊張せずに話す方法


電話が苦手な方にとっては、電話が鳴るだけでドキドキですよね。電話に出た途端、声がひっくり返ってしまう、緊張しすぎて相手が何を言ったのか全く聞き取れないということもあるでしょう。

職場の電話に向かって「鳴るなよ、誰もかけてくるなよ」と念を送っている方もいるのでは?また、電話が苦手な方にとっては、自分から誰かに電話をかけるのもまた、ハードルが高いもの。

電話の受話器を上げたり下ろしたり、電話番号を途中まで押したのにまた受話器を置いて、電話の前で逡巡しているうちに半日過ぎてしまったという経験もお持ちの方もいるでしょう。

最近では電話をかける機会は昔に比べて減りましたが、それでも仕事をはじめ学校の連絡網などでも電話は必須!電話が苦手だと仕事でも支障をきたしてしまいます。ということで、今回は電話が苦手な方のために全く緊張せずに話す方法をお伝えします。

 

電話が苦手をなおしたい人が読む、
全く緊張せずに話す方法

 

電話をかける前に用件や話す内容をメモしておくこと

電話が苦手な方、電話をかけるときはいつもドキドキ、相手が電話に出た途端頭は真っ白、用件が頭から吹っ飛んでしまうこともありますよね。

頭が真っ白になっても大丈夫なように、手元に話す内容を書いたメモを置いておきましょう。メモは話す順番に、箇条書きにします。

バイトの求人に応募したり、初めて取引先に電話をするというときには、いつも以上に緊張するものです。メモには用件だけでなく、「お忙しいところ恐れいります。○○と申します」というように、挨拶や自分の名前を伝えるところから書き始めてください。

そして、メモを書いたら電話をかける前に、一度声に出して読んでみること!話す内容や順番を確認しながら、相手と会話をしているつもりでイメージトレーニングをしてから電話をかけると緊張しても用件を丸ごと忘れてしまうということはありません。

 

電話ではゆっくり、はっきり話すこと

電話が苦手な方、電話の最中、声が震えたり言葉に詰まったり、早口になっていませんか。震えた声や早口は相手が聞き取りにくいだけでなく、あなた自身、自分の不安な声を聞くことによってますます緊張感や不安感が大きくなってしまいます。

緊張感が大きくなったところで、相手から聞き返されたりしたらもう頭が真っ白になってしまいますよね。電話が苦手な方は電話で話すときは意識してゆっくり話してみてください。ゆっくり話すことで、言葉に詰まったり舌をかんだり、あるいは声が震えるのを防ぐことができ、自分自身、話すうちに緊張感が小さくなっていきます。

また、ゆっくり話すと言葉もはっきり発音することができます。相手も聞き取りやすいので、電話越しでもスムーズに用件を伝えたり会話をすることができます。

 

受話器をとる前に一呼吸置くこと

電話が苦手な方にとっては、かかってきた電話を取るのもまた苦痛、電話線を引っこ抜きたくなりますよね。自宅の電話では電話線を引き抜いてもよいですが、職場の電話では控えた方がよいでしょう。

電話線を抜く代わりに、息を吐いてみてください。かかってきた電話にすぐに出たのでは、あなたのペースで相手と話すことができません。緊張感も解けないでしょう。

一呼吸置き、自分のタイミングで電話に出ることで、心に余裕が生まれます。緊張感も和らぐので、緊張のあまり相手の名前を聞き逃すなんて失敗をしなくなります。

 

かかってきた電話の応答パターンを用意しておくこと

かかってきた電話に出るのが苦手な方、応答パターンをいくつか用意しておきましょう。たとえば、開口一番の言葉は「お待たせいたしました。○○会社の○○です」と決めておくと、決まり文句を言う間にある程度緊張感を和らげることができます。

また、最初の一言目をうまく言うことができたら、その流れのまま電話越しの会話もスムーズに進むでしょう。応答パターンは、何パターンか用意しておくのがおすすめです。

担当者に変わるときのセリフ、担当者が不在のときのセリフ、それぞれ用意しておくと、電話しながら対応をあれこれ考えなくてよいので、とっさに言葉が出ないといった失敗をしなくて済みます。

 

目の前に鏡を置くこと

電話が苦手な方、電話の前に鏡を置きましょう。電話をかけるとき、電話に出るとき、鏡にうつった自分の顔を見ながら話してみてください。電話が苦手になる原因の一つ目は相手の顔が見えないことです。

相手の顔が見えないために緊張してしまう方は自分の顔に向かって話しかけてみましょう。鏡の自分と目を合わせ、笑顔を作ってみてください。笑顔はあなたの不安や緊張を小さくしてくれます。

反対に、謝罪の電話では申し訳なさそうな表情をしてみるとよいです。一人芝居ではありませんが、あなたにとって一番身近で親しみのある自分に話しかけるように電話をすることで、電話で話すときの極度の緊張を和らげることができますよ。

 

いかがでしたか。以上が、電話が苦手な方のための全く緊張せずに話す方法についてでした。電話をかけるときは、事前に用件や話す内容を用意しておきましょう。

万が一、緊張で頭が真っ白になってもメモを見ながら話せば大丈夫!この安心感が電話をかけることの不安や緊張を和らげてくれます。

かかってくる電話が苦手な方は、応答パターンをいくつか作っておくこと、さらに受話器をとる前に一呼吸置くことで緊張を小さくすることができますよ。

あなたのタイミング・ペースで話してみてください。どうしても電話が苦手という方、最終手段は鏡を置くことです。電話の相手は自分と思い込むこと、または緊張している自分に対して「大丈夫」と言い聞かせながら電話することで、極度の緊張や不安を和らげることができます。

まとめ

電話で全く緊張せずに話せるようになるためには

・ 電話をかける前に用件や話す内容をメモしておくこと
・ 電話ではゆっくり、はっきり話すこと
・ 受話器をとる前に一呼吸置くこと
・ かかってきた電話の応答パターンを用意しておくこと
・ 目の前に鏡を置くこと


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