南アフリカワインを飲んでみよう!おすすめ5選


最近、リカーショップのワイン売り場で南アフリカワインを良く見かけるようになりました。オーストラリア産やチリ産などと並び、南アフリカ産もお手頃価格のものが並んでいますね。日本が輸入している南アフリカワインは、ここ10年くらいで約1.5倍に増えています

生産量においても、2013年には南アフリカワインが世界9位になりました。日本だけでなく、世界中で人気が出てきていますね。さらに、南アフリカでは約600のワイナリーに5000種類を超えるワインがあり、種類も豊富です。その中から、日頃飲むデイリーワインを探し出すのは一苦労です。

そこで今回は、そんな人気が上昇している南アフリカワインの中から、コストパフォーマンスが良く、美味しいワインを5種類選び、それぞれの特徴をお伝えします。合わせて、一緒に食べたい料理も解説しますので、参考にして下さい。

 


 

南アフリカワインを
飲んでみよう!おすすめ5選

 

南アフリカの気候と土壌がワイン造りに適している!

前述の通り、南アフリカのワイン生産量は世界で9位とワインの宝庫です。その理由は気候と土壌がワイン造りに適しているのです。

まずは気候ですが、南アフリカワインのぶどう栽培値の大部分は沿岸地域にあるウェスタンケープ州にあり、1年を通じて平均気温が16℃と温暖で、年間降水量はなんと500mm前後と少ないです。どれくらい少ないかというと、東京都の年間降水量は1650mm前後なので約1/3しか雨が降らないということですね。

次に、土壌はテーブルマウンテン砂岩由来の砂質土壌で、水はけがとても良くぶどう栽培に適しています。水はけの良い土壌で降水量が少ないと、ぶどうの木の根は下へ下へと水分を求めて伸びて行き、より多くのミネラルを吸収し、美味しいぶどうができます。

それでは、これから南アフリカワインの中から5つおすすめワインをご紹介していきます。

 


 

~おすすめ南アフリカワイン①~ ニュートンジョンソン サウスエンド シャルドネ【白ワイン】



産地:ウォーカーベイ地区
生産者:ニュートン・ジョンソン・ワインズ
製造年:2013
ぶどう品種:シャルドネ
容量:750ml
アルコール度数:13.5%
味わい:リンゴやパインのような果実の香りが高く心地の良い酸味があり、メリハリのあるしっかりとした味わい。
栓のタイプ:コルク
合う料理:天ぷら・フライ系料理
果実実が豊かで骨格がしっかりとした味わいなので、旨味が多いお料理と相性抜群です。

 

~おすすめ南アフリカワイン②~ スピアー カベルネ・ソーヴィニヨン【赤ワイン】


産地:ステレンボッシュ
生産者:スピアー・ワインズ
製造年:2013
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
容量:750ml
アルコール度数:14.5%
味わい:プラムやチェリーのような豊かな香りがあり、適度な酸味とコクのバランスが取れていて力強さがある。
栓のタイプ:スクリューキャップ(金属キャップ)
合う料理:ラザニア
プラムやチェリーのような果実実が豊かで、しっかりとした味わいの中にあるほのかなスパイシーさがお肉料理と良く合います

 

~おすすめ南アフリカワイン③~ シモンシッヒ・ピノタージュ 【赤ワイン】


産地:ステレンボッシュ
生産者:シモンシッヒ・エステート
製造年:2013
ぶどう品種:ピノタージュ
容量:750ml
アルコール度数:14.5%
味わい:ブラックベリーやラズベリーのようなベリー系の豊かな香りと南アフリカワイン特有の土の香りが適度な酸味とコクに調和し芳醇な味わい。
栓のタイプ:コルク
合う料理:ローストビーフ
果実実が豊かで、しっかりとした味わいの中にある自然の芳醇な香りがお肉料理と良く合います

 

~おすすめ南アフリカワイン④~ スパイス・ルート・シュナンブラン 【白ワイン】


産地:スウォートランド
生産者:スパイス・ルート・ワイナリー
製造年:2014
ぶどう品種:シュナンブラン
容量:750ml
アルコール度数:13%
味わい:やや辛口でリンゴのような果実の豊かな香りがあり、フルーティですっきりとした味わい。
栓のタイプ:スクリューキャップ(金属キャップ)
購入場所:スーパーマーケット
合う料理:お刺身
キレの良い酸味が、お刺身のうまみを引立てますよ。

 

~おすすめ南アフリカワイン⑤~ ネダバーグ・キュヴェ・ブリュット 【白スパークリングワイン】


産地:ステレンボッシュ
生産者:ディステル
製造年:2014
ぶどう品種:リースリング・ソーヴィニヨン ブラン・シュナンブラン
容量:750ml
アルコール度数:11%
味わい:フリーランジュース(一番果汁)のみを使用しているのでフレッシュなぶどうの香り、ほのかなぶどうのナチュラルな甘さの後味。
栓のタイプ:コルク
合う料理:アスパラの生ハム巻き
比較的アルコール度数が低く、やや辛口での生ハムようなしっかりした旨味のある料理に合わせると、後味がスッキリしますよ。

 

 
いかがでしたか。今回は南アフリカワインを5つ選んでお届けいたしました。

カリフォルニアやオーストラリア、南アフリカ産など、ニューワールドワインと呼ばれているワインの産地は、コストパフォーマンスが高いことで知られています。その中で、南アフリカ産に関しては、農作機など使わず手作業でぶどう栽培が行われているので品質の良さはもちろん、人件費が安いため価格も安く抑えられています

こちらの『南アフリカワイン3つの特徴と人気が上昇している理由!』で南アフリカワインの特徴と人気上昇の理由を詳しくお伝えしていますので合わせて読んでみてください。

「南アフリカワイン飲んでみよう」と思った時には、この記事を参考にワインを選んで、試してくださいね。南アフリカワインのお気に入りが見つかるかもしれませんね。合わせるお料理によっては、いつもと違ったワインの楽しみ方や発見がありますよ。

さあワインがあなたを待っていますよ!今日はどのワインで乾杯しましょうか。

 

まとめ

南アフリカワインが美味しい理由と、おすすめワイン5選は
・南アフリカの気候と土壌がワイン造りに適している!
・おすすめ① ニュートンジョンソン サウスエンド シャルドネ【白ワイン】
・おすすめ② スピアー カベルネ・ソーヴィニヨン【赤ワイン】
・おすすめ③ シモンシッヒ・ピノタージュ 【赤ワイン】
・おすすめ④ スパイス・ルート・シュナンブラン 【白ワイン】
・おすすめ⑤ ネダバーグ・キュヴェ・ブリュット【白スパークリングワイン】


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