将来の夢について聞かれたとき、自分の夢を明確に答えられる人って少ないですよね。将来の夢がないなんて人も多いのではないでしょうか。
普段は、明確な将来の夢がなくても、それほど困ることはありませんが、人生の中には、将来について考えなければいけないことが訪れるもの。
そんなとき、将来の夢がないと、自分がどこへ向かえば良いのか分からなくなってしまいます。適当に人生を歩んでいると、そのツケを払わなければいけなくなることもあります。一度きりの人生を悔いなく歩んでいくためにも、将来の夢は持っていたいですね。
とは言え、どうしたら将来の夢を持てるか分からない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、将来の夢がないと悩んだときに読んで欲しい、自分を見極める方法をお伝えします。
将来の夢がないと悩んだら読む、
自分を見極める5つの方法
時間を忘れるほど夢中になれるものがないか振り返ってみましょう
将来の夢がないと悩んだときこそ、自分をしっかりと知ることが大切です。まずは、時間を忘れてしまうほど夢中になれることや自然とやってしまうこと、少しでも時間があるとやってしまうことがないか、これまでの自分を振り返ってみましょう。
あなたにとって、純粋にやっているだけで楽しい気分になれること、気がついたらあっという間に時間が過ぎていることはなんですか?それが何でも構いませんが、それをすることでお金になる、知名度が上がることは抜きにして振り返るのがポイントです。
自分にとって何が夢中になれることか分かったら、どうしてそれをするのか考えてみましょう。その答えの中に、将来の夢につながるヒントが隠されています。
ただし、それがどれだけ自分が夢中になれることでも、自分だけが楽しければそれで良いという考えが潜んでいる場合は要注意!
それを将来の夢にしてしまうと、周りの人を不幸にしてしまうこともあるので、周りの人に不快感を与えないか、自分はもちろん、周囲の人も楽しませたり、幸せな気分にしたりすることかを合わせて考えることが大切です。
固定観念を捨てた上でやりたいことを考えてみましょう
将来の夢がない人の中には、自分の理想をそのまま将来の夢にしてしまおうと考える人がいます。でも、自分の現実を直視せずに理想像だけをそのまま将来の夢に掲げてしまうと、その理想像が自分を追い詰め、小さな夢さえ達成できなくなってしまうことがあるんです。
そもそも自分にとっての理想とは、現実の自分からかけ離れているものですよね。それは、今の自分にとっての完璧な形なので、やがてプレッシャーになってしまうんです。
もちろん、その夢のために何かを捨てたり、我慢したり、努力を積み重ね続けるという覚悟があれば、話は別。どれだけ大きな夢を掲げるのも自由です。
そこまでの覚悟がないという場合は、理想を一旦考えずに、まずは自分の現実を直視してみましょう。このとき、「こうでなければいけない」というような、自分の行動を制限してしまう固定観念がないか合わせて考えてみるのが自分らしい夢を見つけるポイント。
もし、固定観念がある場合は、それらを一旦脇に置き、自分が何をしたいのかを考えてみましょう。このとき出てきた答えが、自分らしい自分の夢です。
私たちは、自分らしくいられるときがもっとも生き生きしているとき。それは、努力を惜しまない自分でもあるので、固定観念を捨てた上で考えた将来の夢ほど達成しやすくなります。
人から褒められたことを思い出してみましょう
将来の夢がないときには、自分の得意とすることを考えてみるのもおすすめです。とは言え、自分が得意とすることと好きなことが必ずしも一致するとは限りませんよね。
そこで参考になるのが、他人から褒められたことです。これまでの自分を振り返り、褒められたことをすべて拾い出してみましょう。親や兄弟だけでなく、先生や同級生、先輩、後輩、知人、近所の人など、誰からでも構いません。
あなたが褒められたポイントはどこでしょう。どんなことで褒められたことがありますか?この褒められたポイントが、あなたの得意とすることで、あなたに合った将来の夢探しに役立ちます。
趣味と関連づけてみましょう
将来の夢がないという人は、自分の好きなことや趣味を思い出してみましょう。「将来の夢と趣味は別」と言われることもありますが、将来の夢に好きなことを活かすことは可能です。
たとえば、読書が好きな場合、作家になることだけが将来の夢になり得るわけではありません。編集者、翻訳家、図書館司書、イラストレーター、書店員など、「本」に関連することはたくさんありますよね。
これと同じように、自分の趣味や好きなことに関連することを思いつくだけ挙げてみましょう。驚くほど身近なところに、将来の夢につながるヒントが転がっていますよ。
さまざまなことに挑戦してみましょう
将来の夢がない人の中には、自分を振り返ってみても、夢中になれることやこれと言った好きなことがないなんて人もいますよね。それは、まだ夢中になれる何かに出会っていない証拠です。
さまざまなことにチャレンジしてみましょう。コツは、好き嫌いなどの先入観を抜きにして、チャレンジすること。将来の夢は、今夢中になれるものでなくても大丈夫です。
さまざまなことにチャレンジしていると、もう少しやってみたいな、もう少し知りたいなと思えるものに出会えます。それが自分を知ることだけでなく、将来の夢につながることもあるので、前向きに挑戦してみてくださいね。
いかがでしたか。子どものころから、将来の夢を持ち続けている人もいますが、将来の夢について聞かれたとき、明確に答えられる人は、それほど多くないですよね。
長い人生、どこへ向かえば良いのか見失うこともありますが、いつまでも将来の夢がないと、毎日を適当に積み重ねがち。一度きりの人生に悔いを残さないようにするためにも、自分に合った将来の夢を持ちましょう。
自分の夢を見つけるためには、これまでの自分を振り返るのがポイント。少しでも時間があるとやってしまうことや、時間を忘れるほど夢中になれるものがある場合は、どうしてそれをするのか考えてみると、将来の夢につながるヒントが見えてきます。
自分が得意とすることやどんなことで人から褒められたことがあるのかを思い出してみるのもおすすめですよ。将来の夢がないと悩んだら、ぜひ、ここにご紹介したことを参考に自分を見極めてみてください。
まとめ
将来の夢がない人にすすめる自分を見極めるポイントは
・ 時間を忘れるほど夢中になれるものがないか振り返ってみましょう
・ 固定観念を捨てた上でやりたいことを考えてみましょう
・ 人から褒められたことを思い出してみましょう
・ 趣味と関連づけてみましょう
・ さまざまなことに挑戦してみましょう