健康的に食べて痩せる、これこそまさに理想のダイエット!昨今「○○抜きダイエット」に始まり実にさまざまなダイエット方法が紹介されていますよね。
どれも簡単に取り組めそうなのであれもこれもと試したり、いざ試しても効果が見えないのでやめてすぐ別の方法を試したり、という人も多いのではないでしょうか。
情報が氾濫していると言われて久しい現代、欲しい情報が手軽に入手できる分、うのみにばかりしているとかえってあなたの健康を損ねたり、痩せること自体には成功しても健康被害やリバウンドを招くリスクが高くなってしまいます。
そこで今回は、健康的に・きれいに・メリハリのあるボディを作るための「しっかり食べて痩せる」ポイントをお伝えします。
健康的に食べて痩せる為に
必要な生活週間改善術
好きなものを無理やり我慢するのはやめましょう
食べて痩せるコツは「好きなものを我慢しない」ことです。ダイエットにおいて最もつらいのが「食べられないこと」ですよね。
実はリバウンドの原因の一つは食べたいという欲求を無理やり抑えこんだことに対して蓄積していくストレスなのです。だから目標体重に達成したとたん「好きなもの解禁」「ストレス発散」と称してドカ食いしてしまい、ダイエット前より太ってしまう人が多いのですよ。
本当は、食べ合わせに気をつけて適量を守れば、スイーツだってジャンクフードだって無理やり遠ざける必要なんてないのです。
ケーキ、スイーツ+果物・スナック菓子、ジャンクフード+野菜ジュース・肉+野菜・玄米どれも糖分はあるので当然食べすぎには注意しなくてはなりませんが、脂肪を燃焼させる酵素を補うことで、好きなものも極端に我慢する必要がなくなります。「食べて痩せる」を実践するなら、果物や野菜も一緒に摂るようにしてみましょう。
栄養バランスに気を配りましょう
食べて痩せるために必要不可欠なのが「栄養バランス」です。現代の食生活を改めてみてみると、炭水化物と脂質に偏りがちなのがわかるはず。
食べて痩せるために、炭水化物や脂質以外にしっかり摂っておきたい栄養素についてお伝えしましょう。
・タンパク質……鶏肉、魚、豆類など
筋肉の栄養になります。基礎代謝を上げるのに必要な栄養素です。
・ビタミン……緑黄色野菜、果物など 脂肪燃焼に欠かせない栄養素です。
・ミネラル……海藻類、きのこ類など 脂肪燃焼のほか、体調を整える働きもあります。
現代女性はとにかく忙しい!食事そのものもゆっくり摂れないケースもあるでしょう。最近はサプリメントなども充実しています。うまく食生活に組み込んでみてくださいね。
食べる順番に気を配りましょう。
食べて痩せる秘訣は「食べる順番」にあります。同じ量を食べるにしても、ちょっと順番に気をつけるだけでダイエット効果に大きな差が出るのです。
1.汁物
2.副菜(サラダなどの野菜類)
3.メイン(肉や魚など)
4.主食(ごはんなどの炭水化物類)
このように、順番を意識することで食事の際急激になりがちな血糖値の上昇を緩やかに抑えることができます。食べて痩せるには血糖値の上がり具合をコントロールすることが大切なのです。
また、汁物や野菜などである程度空腹感をうめられるのでうっかり炭水化物やメインを食べ過ぎてしまう、という事態を防ぐこともできますよ。
水分をしっかり摂りましょう。
食べて痩せるには「水分の摂取」も重要です。よく「食前に水を1杯飲みましょう」と言われますが、これは空腹感を緩和し食べ過ぎを防ぐのに有効な手段です。
また「1日に体重×0.4リットル」の水分を摂取することで便通の改善や老廃物の排出を促す効果も期待できます。女性は特にむくみやトイレを気にして水分摂取を控えてしまう人が多いのですが、体にとってはむしろ逆効果。
下手に水分を控えてしまうと老廃物がきちんと体外に排出されないだけではなく、血液循環も滞るため新陳代謝も鈍くなってしまいますよ。ちなみに「水分摂取」といってもジュースや糖分の多い飲み物は「食べて痩せる」には向いていません。
摂取するならお茶やミネラルウォーター、運動時や発熱時の水分補給にはスポーツドリンクなど、あなたのライフスタイルに合わせて適量摂取を心がけるとよいでしょう。この機会に「体にいい飲み物」をいろいろと取り入れてみても、楽しく健康的にダイエット効果を得ることができます。
食べ過ぎてしまった時の対処法を知っておきましょう
食べて痩せる、とはいっても当然食べすぎは厳禁です。しかし現代社会で生活していれば、飲み会などのお付き合いもありますよね。ついつい雰囲気にのまれたり、すすめられて断れなかったりという場合もあるでしょう。
そして次の日の朝後悔したりなんかして……と、こんな経験が思い当たる人、いっぱいいるのではないでしょうか。そんな悩めるあなたのために、いざ食べ過ぎてしまった時のリセット方法もお伝えしましょう。
1.食べ過ぎたら18時間あけましょう
食べ過ぎた時点から18時間あけることで胃をリセットできます。18時間というと長いようですが、たいてい暴飲暴食するのが夜だと仮定して、睡眠時間を含めれば翌日の昼すぎにはリセットが完了しているのではないでしょうか。 翌日の食事時間をうまく調整してみましょう。
2.野菜や果物を主食にする
暴飲暴食の中身はひたすら野菜類、という人はまれなのではないでしょうか。たいていがっつり摂取しているのは炭水化物類ですよね。脂肪を燃やすために野菜や果物を積極的に摂取して、酵素とビタミンを体内に取り入れましょう。
「食べて痩せる」をめざすなら、食べ過ぎたときの対処こそ大切です。すぐに諦めるなんてもったいない!体の調子を整えリセットをかけてから再び始めれば、今までの頑張りをちゃんと取り戻せますよ。
いかがでしたでしょうか。
食べて痩せるなんて夢のよう、と思ってしまいがちですが、ちょっと意識するだけで十分可能なのですよ。他にも精進料理を取り入れてみたり、ヘルシーレシピに挑戦してみたりと、視点を変えればダイエットにもたくさんの楽しみ方がちりばめられています。
せっかくなら健康的に、楽しく食べて痩せるのが理想ですよね。ダイエットはつらくて苦しいから効果が出るのではありません。あなたの体質や体調などに合わせて適切に取り組むから痩せるのです。
いろいろと試しているうちにあなた自身に合う方法、合わない方法が見つかるはず。宝探しをするように、あなた自身の美しさを探し当ててみてくださいね。楽しく気楽に取り組んでいるうちに、いつのまにか目標の体重やボディラインに到達しているはずです。
まとめ
健康的に食べて痩せるには
・ 好きなものを無理やり我慢するのはやめましょう
・ 栄養バランスに気を配りましょう
・ 食べる順番に気を配りましょう。
・ 水分をしっかり摂りましょう。
・ 食べ過ぎてしまった時の対処法を知っておきましょう