部屋を片付けるのが苦手な人の為のシンプル整理術


いざ片付けを始めても、なかなかキレイにならない、途中で飽きてしまうなど、部屋を片付けるのが苦手な人って多いですよね。

とは言え、部屋が散らかっていると、気分が滅入ったり、なんとなくイライラしたり、探し物がなかなか見つからなかったりなど、良いことはひとつもないので、多くの人が部屋を片付けたい気持ちを持っているのではないでしょうか。

でも、部屋を片付けるのが苦手な人ほど、片付け方を知らないもの。自己流の方法で片付けるので、何をすれば良いのか分からなくなり、部屋の片付けが終わる前に挫折してしまうんです。

実は、部屋を片付けるのには、ちょっとしたコツがあります。このコツを抑えておけば、誰でも部屋を片付けることができるんです。ここでは、部屋を片付ける人が苦手な人にもできるシンプル整理術をお伝えします。

 

部屋を片付けるのが
苦手な人の為のシンプル整理術

 

不要なものをすべて捨てましょう

部屋を片付けるコツと聞くと、すごい方法のように思えますが、実は驚くほどシンプルです。そのコツとは、「物を捨てる」こと。

「そんなことか」とガッカリする人も多いでしょうが、部屋を片付けるのが苦手な人の多くがこの「捨てる」をしっかりできていないんです。

自分ではかなり捨てているつもりでも、多くの人が「いつか使うかもしれない」「まだ使えるから捨てるのはもったいない」という理由で、たくさんの物を残してしまいます。

その結果、収納スペースが足りなくなり、片付けが進まなくなってしまうんです。確かに私たち日本人は、古くから物を大切にする文化があります。

これはある意味誇れることでもありますが、今使っていないものの9割以上は将来も使わないもの。もったいないという気持ちを一度忘れて、要らないものは全て捨てましょう。

このとき、「今」使っているかどうかを判断基準にするのがオススメ。衣類など季節に応じて使い分けるものは、来年も使うかどうかを基準にすると良いでしょう。

ポイントは、キレイになった部屋をしっかりとイメージしておくこと。このイメージをしっかり持っていると、モチベーションを維持できるので、やる気がなくなってきたら、キレイになった部屋を思い浮かべてみてくださいね。

 

どうしても捨てる決断ができないものは一旦保管しておきましょう

キレイな部屋のために、要らない物を捨てる覚悟を決めても、実際に片付け始めると、どうしても捨てる決断ができないものが出てきますよね。

捨てる物を選ぼうとすると、捨てられなくなってしまうので、「残しておくものを選ぶ」ようにしてみましょう。それでも、捨てる決断ができない物は、今すぐに捨てなくてもOK。

一旦、捨てる決断ができないものだけを段ボールなどに入れて保管しておきましょう。ただし、いつまでも保管しておくのはNG!

3ヶ月や半年など、期限を決めて、その期限内に使わなかったものは、期限がきたら思い切って捨てます。後で分からなくならないように、1度でも使ったものは、適切な場所に移動しておくと良いでしょう。

 

収納場所を決めましょう

要らないものを捨てる作業が終わったら、何をどこに置くのかを決めましょう。このときのコツは、種類ごとに分類することと、よく使う場所に近いところを収納場所にすること。

何をどこに置くのか決めたら、分類して定位置に収納していきます。大切なのは、使ったあと。部屋を片付けるのが苦手な人ほど、使った物を元に戻せません。

几帳面に分類すると見た目はキレイですが、戻すのが面倒になりがち。後で戻そうと思ってそのままにしておいても、その「後で」がなかなか来ないので、部屋がどんどん散らかってしまうんです。

そんな人は、細かく分類し過ぎないこと。できるだけ取り出すまでのアクションが少なくなるように収納すると、取り出しやすくなるだけでなく、戻すときにも楽になるので、試してみてくださいね。

 

よく使う物はひとまとめに収納しましょう

テレビやエアコンのリモコンや文房具類など、頻繁に使うものって限られていますよね。よく使うからこそ、出したままになりがち。でも、こういった物を出したままにしておくと、部屋がどんどん散らかっていく原因になってしまうんです。

よく使う物だからこそ、しっかりと片付けましょう。頻繁に使う物は、小さなカゴなどにひとまとめにします。これを手が届かないところに置くと、使うたびに戻すのが面倒になり、つい出したままにしてしまうので、手の届くところに置いておきましょう。

 

「ひとつ増やしたらひとつ捨てる」を習慣にしましょう

買い物に行くと、便利な物や可愛い物、ちょっと変わった物などを衝動買いしてしまうことってありますよね。どんなに小さな物でも、これを繰り返していると、部屋の中の物が増えてしまいます。

これでは、すぐにまた散らかった部屋に逆戻りしてしまうことも。せっかく不要な物をすべて捨てるのですから、今以上に物を増やさないことも大切です。

何かを購入するときには、似たような物を持っていないか、本当になくてはならない物なのかをよく考えてから買うクセをつけましょう。

また、ひとつ増やしたら、ひとつ捨てることを心がけることも大切です。私たちが管理できる物の数には限度があるので、部屋を片付けるためにも、必要以上に物を持たないようにしたいですね。

 

いかがでしたか。部屋を片付けるのが苦手な人って多いですよね。せっかく片付けても、気づくと散らかっているなんて人も少なくないのではないでしょうか。

それは、部屋を片付ける方法を間違えていることが原因かもしれません。部屋を片付けるためには、要らない物を「すべて」捨てるのが最大のコツです。

部屋を片付けるのが苦手な人ほど、「いつか使うかも」「捨てるのはもったいない」などの理由で、使わない物を残しておく傾向がありますが、私たちに管理できる物の数には限りがあるので、今使っていない物はすべて、思い切って捨てましょう。

残すと決めた物は、種類ごとに分類して、それぞれの収納場所を決めます。あまり几帳面に分類すると、使ってから戻すのが面倒になってしまうので、几帳面になり過ぎないことも大切です。部屋を片付けるのが苦手な人はぜひ、ここにご紹介したシンプル整理術を試してみてください。

まとめ

部屋を片付けるためには

・ 不要なものをすべて捨てましょう
・ どうしても捨てる決断ができないものは一旦保管しておきましょう
・ 収納場所を決めましょう
・ よく使う物はひとまとめに収納しましょう
・ 「ひとつ増やしたらひとつ捨てる」を習慣にしましょう


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