好奇心旺盛な人がはまりやすい大失敗を防ぐ5つのコツ


好奇心旺盛な人ってすごく行動的ですが、その分大きい失敗もしやすいですよね。イギリスには「好奇心は猫を殺す(Curiosity killed the cat)」という言葉があります。

猫には9つの命があるとされ、9つの命がある猫もその強い好奇心のせいで命を落とすことがあるという好奇心旺盛さを戒めた言葉なのです。

そんな歴史の古い国の戒めのことわざにも登場してしまう好奇心旺盛な人ですが、基本的にはポジティブで行動力があり、多くの人に好かれやすい性格です。

だからこそ大きな失敗なんてしたくありませんよね。そこで今日は好奇心旺盛な人がはまりやすい大失敗の具体例と、その失敗を事前に防ぐ5つのコツをお伝えしていきます。

 

好奇心旺盛な人が
はまりやすい大失敗を防ぐ5つのコツ

 

買い物で夢中になる前に一緒にいる人に意見を聞く

友達や恋人と一緒に買い物をしに行ったのに、自分だけ夢中で買い物をしてしまって相手を疲れさせてしまったなんてことはありませんか?そして、それが重なって、もう一緒に出掛けたくないなんてことを言われたことがあるのではないでしょうか。

好奇心旺盛な人は、店頭などで興味ある商品を見つけてしまうと意識が完全に吸い寄せられてしまい、他のことはすべて忘れてその商品に夢中になってしまいがちですよね。

さらに関連商品をあれもこれも、なんて見ているうちに気づいたら一緒にいた人のことをすっかり忘れてお店に長居してしまっていたなんてことになってしまいます。

もし店頭であまりにも心惹かれる商品に出会ったとしてもいったん一呼吸し、一緒にいる人にこれどう思う?などと聞いてみましょう。

一緒にいる人が微妙な反応だったら、少しだけ見て行ってもいいかと聞き、三品まで見てから残りを見るのは後日の楽しみに取っておけばいいのです。もちろん一緒にいる人が興味津々だったら好きなだけ見ていけばいいですね。

 

衝動買いしそうなときは、他に何が欲しいかも考える

好奇心旺盛な人の特徴として、衝動買いもその一つですよね。なにせ興味をひかれたら周りが見えなくなってしまうので、後先のことを何一つ考えずに大きい買い物をしてしまい、家族に怒られたという経験をした人も多いでしょう。

衝動買いの対策はいたって簡単、これもまた買う前にまず一呼吸し、その値段で他に何が買えるだろうかと考えてみてください。

例えば1万円でブランドバッグを買おうとしても、まず良いものは買えませんよね。型落ちか訳アリがいいところ・・・。しかし同じ1万円でちょっとオシャレで高級な雑貨屋さんで買い物をしたらどうでしょう、なかなかいいものが複数点買えのではないでしょうか。

一呼吸した後に雑貨屋で何を買うか考えるところまでたどりついくことができれば大抵の衝動買い欲求を抑えることができます。衝動買いしそうになる機会って結構多いと思うので、思い出したらぜひ試してみてくださいね。

 

趣味に没頭するときは、事前に宣言する

好奇心旺盛な人は、買い物に夢中になって周りを置き去りにすると上で書きましたが、買い物だけでなく趣味でも同じことが起こりえるのは想像に難くありませんよね。

海外ドラマを見始めたらあまりにも夢中になりすぎてしまい、仕事を休んで、家事も放置して寝食すら忘れて一気に全部見てしまったり、旅行に行ったまま連絡もなく予定の期間をすぎても帰ってこずに周囲を心配させたり・・・。

趣味に没頭するのはいいことだと言えますが、なにせ周りが見えなくなるだけに家族や友達を振り回すこともよくあるのが好奇心旺盛な人の特徴です。こういうことが起こることは好奇心旺盛な人の性格からして周囲もわかっているはずなので、それを踏まえて事前に没頭宣言しておくのがいいでしょう。

この海外ドラマみるから、3日くらい何もしない宣言とか、旅行いくけどもしかしたら予定通り帰ってこない宣言とか。そうすれば周囲もいつもの感じだろうということになってさほど心配しないはずです。

ついでに、その期間が終わったら埋め合わせする約束もしておくとなお良しですね。自分が趣味に没頭しそうだなと思ったら早めに宣言しておくことが、周囲を困らせないポイントになるでしょう。

 

異性に気を持たせてしまう質問は控えめに

好奇心旺盛な人はその人懐こさ故に、人間関係においても失敗することも多くありますよね。例えば知り合って間もない異性に対して、好奇心から趣味なり恋愛なりのいろんな質問をしてしまい、相手に気があると勘違いさせてしまったことはありませんか?

単純に好奇心からの質問だとしても、やはり異性に対して質問攻めにするのは自重したほうがいいでしょう。人に興味を持つのはいいことなのですが、好奇心がさほど旺盛でない人からすると、興味を持つということは異性として気になっていると捉えられてしまうからです。

結果として、相手が面倒くさがって離れていくか、もしくは熱烈にアプローチしてくるかという両極端な状況になりがちです。相手の人柄がわかってくるまでは、その好奇心を抑えて質問しすぎないことで人間関係のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

 

仕事では複数のアプローチを考えておく

好奇心旺盛な人は失敗を恐れない傾向にあります。というのも、周りを気にせず物事を実行してしまうが故に失敗が多く、その結果、失敗に慣れてしまうからなのです。

失敗を恐れないということは生きていく上ではとても良いことなのですが、仕事に限っては一度の失敗が致命的な結果を生むこともあるので慎重さも必要ですよね。失敗に慣れることを防ぐには、失敗してもいいことと悪いことを分けて、行動のアプローチの方法を変えてみてください。

例えば、自分だけに関わる仕事や社内向けの仕事などは何度もやって修正していくトライ&エラー的な方法で切り抜けていけば大丈夫ですが、お客様や取引先など対外的なことに関しては失敗は致命的な結果になりがちです。

こういったときはできるだけ上司や同僚など周囲の意見を聞きながら仕事の精度を高めていきましょう。第三者の意見が入ればそれだけ危機管理しやすくなり失敗の可能性も減ることになります。一つの仕事の仕方だけにこだわらず、いくつかのアプローチを持っていることが大失敗を防ぐことになるでしょう。

 

いかがでしたか。好奇心旺盛な人がはまりやすい大失敗を防ぐ5つのコツをお伝えしてきました。かの天才物理学者、アルバート・アインシュタインの言葉でこのようなものがあります。

「大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない」好奇心旺盛な人は生まれながらにしてこの神聖な好奇心に恵まれていますが、現代社会においてはその分周囲が見えなくなるという短所も目立ってしまいますよね。

その短所を自覚した上で、とにかく目的や興味を持ったことに対してすぐに行動を起こさず一呼吸おいて考えることができれば、大失敗することもなくなりその探求心や行動力といった長所を存分に生かすことができるでしょう。

まとめ

好奇心旺盛な人が失敗を防ぐには

・ 買い物で夢中になる前に一緒にいる人に意見を聞く
・ 衝動買いしそうなときは、他に何が欲しいかも考える
・ 趣味に没頭するときは、事前に宣言する
・ 異性に気を持たせてしまう質問は控えめに
・ 仕事では複数のアプローチを考えておく


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