自宅パーティーで活躍する安くて美味しいワインの選び方


自宅でパーティーをする時の飲み物、ビールやハイボールだけでなく安くて美味しいワインも調達出来ると華やかになって良いですよね。でもワインは価格の幅が広くて種類もたくさんあり、どれを選べばと悩んでしまう人も多いはず。

ですが自宅パーティーなら出来る限り価格は抑えたいのが本音で、予め安くて美味しいワインを見つけておくといざという時に助かります。実際、スーパーやリカーショップに行くと、本当にワインなのかと疑いたくなる価格のものが置いてあることもあって、それが意外と美味しくてビックリすることも。

だけど完全にハズレということもあるので、自宅パーティーで友達をガッカリさせない為にも適当に選ぶのは止めてくださいね。そこで今日は、自宅パーティーで活躍する安くて美味しいワインの選び方をお伝えします。

協定を結んでいるチリ産を選ぼう

ヨーロッパ以外の国で最も古いと言われている歴史あるチリワインは、今や世界有数のワイン輸出国で、日本の輸入量は2015年から2年連続で1位なんですよ。

安くて美味しいワインの代表的な存在のチリワインですが、実はこれにはチリと日本の二国間で「EPA(経済連携協定)」という協定を結んでいることが関係していて、チリからワインを輸入する際の関税が他国よりも約10%近く安く、2019年には0%になる予定で更に約5%関税が安くなります。

その為、他国よりも輸入にかかるコストが軽減され、安くて美味しいワインが日本に購入出来るのです。それ以外にもワインを作っている人達の人件費が安くて生産コストを抑えることが出来ているので、チリワインを選べば間違いありませんよ。

 

生産量が多いぶどう品種で選ぼう

チリはぶどうを育てるのに適した気候で、輸入コストが安くて済むチリ産を選んでおけば自宅パーティーで不評を買うことも少ないでしょう。しかし、どんなに適した気候でもぶどうの品種によっては出来が悪い年もありますよね。

その点、赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンや白ワインのソーヴィニヨン・ブランという品種は、チリで最も多く作られているので安定した品質のぶどうを供給し続けることが出来るです。

もちろん他の品種も美味しいのですが、安くて美味しいワインを自宅パーティーで楽しみたいのなら、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインはソーヴィニヨン・ブランを選んでおけば大丈夫。知らない銘柄のチリワインを購入する時は、生産量の多いぶどうの品種を選んでくださいね。

 

裏ラベルを見て料理と相性の良いものを選ぼう

高級なワインではなく安くて美味しいワインを購入する時は、スーパーや量販店などに行きますよね。その際、表ラベルも見ても表示が外国語なの書いてあることが分からないということがありますが、リーズナブルなワインの裏ラベルを見るとワインの名前や原産国などが日本語で書いてあるものがほとんどです。

ぶどうの品種や香りと風味が書いてあるだけでなく、相性の良い料理が表示されています。どんなワインであれ料理と合わせるのは基本なので、自宅パーティーで用意する料理名が書いてあるワインを選べば失敗しませんよ。

相性の良い組み合わせは、ワインも料理も進むので満足度が高くなります。しかし、原産国などしか日本語で書いていないものもあるので、書いてあることが分からない場合は避けた方が安心です。

 

好みの辛さや重さで選ぼう

白ワインなら甘口か辛口、赤ワインなら軽めが好みなのか重いのが好きなのかで選ぶといいですよ。自宅パーティーに呼ぶくらいですから、メンバーの好みはある程度分かっているはず。辛口が好きな人に甘いワインを出しても美味しいと感じないのは仕方がありません。

これが高級なワインであれば好みの味と違っても美味しくいただけるのですが、それが価格の差なのです。安くて美味しいワインになるかは、赤ならライトボディなのかミディアム・フルボディかを参加するメンバーの好みに合わせることで決まると言っても過言ではありませんよ。

自宅パーティーは、外食よりも安く飲んで食べたり出来ることが楽しみのひとつなので、お酒に関しては質より量ということも。だからこそ、安くて美味しいワインをたくさん選んで、自宅パーティーを盛り上げましょう。

 

輸入元を確認して選ぼう

ワインの裏ラベルと見ると、ワインの輸入元が書いてあります。いろんな会社がワインの輸入をしていますが、その中でも安くて美味しいワインの輸入が得意な輸入元があるので、それを選ぶ方法のひとつにするのもおススメです。

ワインは作られた品質だけでなく、温度など輸入し管理する体制が万全なことが求められ、仮にどんなに美味しいワインであっても管理がきちんと出来ていないとまずいワインになってしまいます。

たくさんある輸入元の中に『旨安四天王』と言われる輸入元があり、モトックスと稲葉、飯田とスマイルという会社が輸入しているワインを選べば失敗することはありません。

いちいち銘柄やぶどうの品種を覚えたりメモしなくても簡単な社名なのですぐ覚えらるし、ワインの知識が無くても安心な輸入元の表示で選ぶという方法をぜひ試してみましょう。

 

さて、我が家にもワインが常備してありますが、安くて美味しいワインとの出会いはとてもうれしく、気に入ると何本もまとめ買いしてしまうくらい毎日の生活には欠かせないものです。

私自身もワインの知識は全くなく、白は辛口、赤はミディアムがフルボディが基本で、後は裏ラベルにほぼ頼って購入していますがほとんど失敗はありませんよ。

しかし、ネットで購入したワインの場合は裏ラベルも外国語で書いてあることが多いので、購入する際にどんな料理に合うかメモして、届いたら貼っておくか説明書が付いている場合はそれを一緒に取っておくのがおすすめです。

購入したワインを、さらに美味しくしてくれるのは、料理との相性や友達や家族の笑顔と楽しい会話。自宅パーティーでそんな楽しい時間が持てるように、安くて美味しいワインを選んでください。

まとめ

安くて美味しいワインを探すなら

・ 協定を結んでいるチリ産を選ぼう
・ 生産量が多いぶどう品種で選ぼう
・ 裏ラベルを見て料理と相性の良いものを選ぼう
・ 好みの辛さや重さで選ぼう
・ 輸入元を確認して選ぼう


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