吹き出物の原因となるコレステロールを下げる7つの方法

吹き出物の原因となるコレステロールを下げる7つの方法
なかなか治ってくれない顔の吹き出物。お化粧でも隠せないし、人と会うのが恥ずかしくて憂鬱になってしまう。大事な日に限って出現する…というケースも多いですよね。そんな悩ましい吹き出物の原因は、過剰な悪玉コレステロールかもしれません。

本来、コレステロールは細胞膜を作ったりホルモンの原材料になったり、体にとって重要な働きをしています。コレステロールには、LDL(悪玉)とHDL(善玉)の2種類あってバランスがとれていれば問題ないのですが、たいていは悪玉コレステロールが増えすぎてドロドロ血液となり、肌に吹き出物が出やすい環境を作ってしまうのです。これを排泄し調整することができれば、顔や背中などにできた吹き出物はなくなり美しい肌を保つことができます。それでは、具体的な方法を見ていきましょう。

 

吹き出物の原因となるコレステロールを下げる7つの方法

 

その1 まずはリラックスできる時間をよくとる

コレステロールが増える主な原因は、ストレスです。毎日の生活の中で過剰にストレスを受けると、体内に活性酸素が大量に発生し細胞を酸化させ老化を促進。この状態を防御しようと、コレステロールがたくさん作られるようになります。なぜならコレステロールは本来、抗酸化力が高く細胞を修復する働きがあるからです。しかし過剰分泌によってバランスが崩れ、血液循環の妨げとなってしまうのです。

日々のストレスを軽減させるには、リラックスする時間をもつようにしましょう。例えば瞑想の習慣を取り入れてみたり、リラクゼーションCDを聞いたり、ヨガをして深い呼吸を意識したり、読書や日記をつけるなどが有効です。

コレステロール対策には、まず第一に生活習慣を見直しストレスとうまく付き合う方法から対処しましょう。ここで注意ですが「コレステロールが増える主な原因はストレス」という事実を知らずに、先に食事制限や過剰な運動をしてしまうと改善どころか必要な栄養が得られなくなってしまったり、さらにストレスが加わって悪化してしまう恐れがあります。

 

その2 適度な運動をする

普段の運動量とコレステロールバランスは直接に関係があります。適度な運動は総コレステロールを減らすだけでなく、善玉コレステロールを増やす効果もあります。30分のウォーキングなど日常的に続けやすい運動を習慣にしましょう。ここで注意ですが、過剰な運動は体に負担をかけ活性酸素が多量に発生してしまうなど逆効果ですので、軽く汗をかくくらいの適度な運動が良いですね。

 

その3 砂糖をなるべく摂らないようにする

砂糖はコレステロールとは関係なさそうですが、体内で消化される過程で一部がコレステロールに転化します。さらに砂糖には血管を炎症させてしまう作用があり、吹き出物をできやすくさせます。

現代では人工的に精製された砂糖が使われた甘すぎる食品があふれ、明らかに過剰摂取になっていますね。人々は甘い味に慣れすぎて、もはやニンジンや穀物などの繊細な甘さを感じることができない状態。しかも砂糖は麻薬のような中毒性があり、なかなか断つことが難しいのです。しばらく砂糖を控える生活をしてみたあと、清涼飲料水を飲んでみると異常な甘さに驚くでしょう。

 

その4 カフェインを控える

コーヒーが大好きな人には辛い話ですが、カフェインの摂取量とコレステロール値は相関関係があります。現にアメリカの健康志向の人々はカフェインレスのコーヒーを選んで飲んでいますね。

カフェインの多量摂取は体に悪い影響を与えます。例えば、体内酵素の働きを邪魔したり、ビタミンやミネラルの吸収を阻害したり、水分代謝や、エネルギー代謝、血液循環に支障をきたします。これらは体が酸化してしまうことばかりで、その防衛反応のため抗酸化力の高いコレステロールを増やそうとしてしまうのです。カフェインには中毒性があり完全に断つことが難しいかもしれませんが、まずは一日1~2杯に抑えることから始めてみましょう。

 

その5 アルコールを控える

少量のアルコールは悪玉コレステロールを減らす作用を期待できますが、多量の場合、体にとても有害でコレステロールバランスが崩れてしまいます。なぜならアルコールの分解はすべて肝臓で行われ、さらにコレステロールも肝臓が作っています。すごい負担ですね。これではコレステロール量を調節する機能が正常に働かなくなってしまいます。その結果、翌朝むくみやすくなり詰まった毛穴から吹き出物。。ということですね。なかなかやめられない人も多いですが意識して量を抑えることが大切です。

 

その6 水溶性の食物繊維を摂る

食物繊維は体内で消化も吸収もされずそのまま腸に届くため、コレステロールの吸収を抑え排泄を促す働きがあります。食物繊維は不溶性と水溶性がありますが、水溶性の食物繊維が有効です。

〈水溶性の食物繊維を多く含む食材〉

ふすま、オオバコ種子、だったんそば、しいたけ、玄米、ごぼう、セロリ、ミカン、大豆、ごま、クルミなど

水溶性の食物繊維を多くとっていると余分なコレステロールが排除され、驚くほど肌がきれいになります。これは東洋医学でいう汚血(血液の汚れ)が解消されるからです。

 

その7 にんにくを食生活に取り入れる

吹き出物の原因となるコレステロールを下げる7つの方法
にんにくは、コレステロール対策に大変有効です。にんにく成分はコレステロールが過剰に作られるのを阻止するだけでなく、すでに肝臓内に貯蓄されてしまっているコレステロールや悪玉コレステロールを減らす効果があるのです。にんにくを、食生活にどんどん取り入れてみましょう。少しずつでも頻繁に工夫して摂取すると良いですね。便利なにんにくパウダーを購入して料理にふりかけて食べたり、自宅でにんにくのハチミツ漬けを作ってみると味がマイルドでおいしく食べられます。

 

いかがでしたでしょうか。吹き出物を改善するために悪玉コレステロールを下げる方法をお伝えしました。コレステロールは生命維持には欠くことのできない脂質ですので、大切なのはバランスを調整することでしたね。吹き出物のない美しい肌になることを妄想しながら、まずは自分にあったストレス解消法を見つけてみて良い食生活や運動を少しずつ実践してみてはいかかでしょうか。

 

まとめ

  • その1 まずはリラックスできる時間をよくとる
  • その2 適度な運動をする
  • その3 砂糖をなるべく摂らないようにする
  • その4 カフェインを控える
  • その5 アルコールを控える
  • その6 水溶性の食物繊維を摂る
  • その7 にんにくを食生活に取り入れる

 


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