将来が不安で仕方ないときに暖かく心を和ませるケア術


「今苦労はしても、未来は幸せに暮らしたい」とはいっても先が見えず、将来が不安になるときもありますよね。現在、見ることができない「将来」だからこそ、不安になる要素は多いもの。将来への不安の例は、仕事、恋愛・結婚、金銭的なことなど。

幸せになりたい人ほど「本当に幸せになれるのか」「このままでいいのか」と考えがちです。そんな人は、悩んでも糸口が見えず、将来への不安で胸がいっぱいになってしまう日もあるでしょう。将来への不安は、希望の裏返し、「こうなりたい」という願望があるからこそ起こるものです。

うまく解消できれば、幸せに一歩近づけるかもしれません。今回はそんな将来が不安で仕方ないあなたに、心を和ませるケア術をお伝えします。

対処できる不安・対処できない不安を区別する

将来への不安は、はっきりせず漠然としているからこそ、頭から離れずいつまでも悩み続けてしまうものです。そんなときは、何について不安を感じているのか、その不安は今対応できるものなのかを整理してみましょう。

たとえば、将来の金銭面で不安があるとわかったとします。「将来景気が悪くなるのではないか」というのは自分では解決できない不安ですが、「今の仕事で生涯金銭的に困らないか」というのは、転職などを通して解決できる可能性がある不安です。

解決できない不安ばかりに悩んでいるなら、無駄な時間を過ごしていることになります。解決できる将来へ不安にだけ的を絞って考えれば、漠然と悩むだけの時間を減らせるはずです。

 

不安に合わせて将来に備える

解決できそうな将来への不安を整理できたら、今度は今できる対処法を考えてみましょう。先ほどの例「今の仕事で生涯金銭的に困らないか」で悩んでいた場合、転職に備えて資格を取る、昇進試験に備えて勉強をしておくなどの方法があります。

不安になっているばかりで行動を起こさないでいると、現状維持のまま何も変わりません。いつまでも将来への不安にとりつかれてしまいます。行動を起こして、一つ一つの不安に「大丈夫だ」と思えれば、悩みも取り除かれていきます。

また、何かに一生懸命取り組むこと自体が、悩む時間を奪ってくれる場合も。「案ずるより産むがやすし」の言葉通り、いろいろ考えて悩んでいるよりも、実際に解決に向けて行動するほうが、ずっと気楽で簡単なのです。

 

「今」を楽しむ

もし、自分で解決できない不安ばかりにとらわれていた場合は、悩んでも損。とはいえ、いきなり悩むのをやめるのはむずかしいですよね。そんなときは、「今」に目を向けて気分を紛らわせるのがおすすめです。将来が不安な気持ちでいっぱいになっていると、目の前のことがおろそかになりがち。

だからこそ、「今」やりたいこと・やらなければいけないことが何か、立ち止まって考えてみましょう。今やるべきことだけに集中したり、将来への不安とは全く関係のない目標や趣味をもったりすれば、将来への漠然とした不安は少しずつ薄れていくはずです。

ひょっとすると、やらなければならないことから現実逃避をするために、いろいろと悩んでしまっている場合もあるかもしれませんよ。

 

誰かと一緒にいる

一人でいると余計な心配をしてしまう人は、誰かと一緒にいるだけで将来への不安が解消される場合もあります。もし解決できない将来への不安にとらわれてしまったら、休日はなるべく一人にならないようにしましょう。

特に、「将来結婚できるか不安」と感じている人が一人で悩む時間をもってしまうと、孤独を感じて不安を助長させてしまいます。自分磨きをするなら、人と関わる趣味をもって出会いの場を広げましょう。

また、新しい出会い、婚活や恋活に時間を費やせば、将来への不安を解決できる可能性も高まります。「婚活や恋活は疲れた」という人は、悩みを共有できる友人を見つけ、作戦会議や愚痴大会を開くと、気分がまぎれるはずです。

 

体に優しいことを実践する

解決できそうな将来への不安を解消するために行動を起こした。解決できそうにない将来への不安を紛らわせるように努力した。それでも不安がなくならない時は、悩みやすくなっている原因が体にあるかもしれません。

そんなときは、ひとまず体を休めてみましょう。例えば寝不足であれば、判断力が鈍り悩みやすい状態に。カルシウム不足など食事の栄養が偏った状態や、肩こりが起こるなどの運動不足の状態が続けば、イライラして精神状態が安定しなく場合もあります。

将来が不安になったら、とことん体に優しいことを実践してみましょう。「将来病気になるか不安」な思う人なら、なおさら取り組むべき方法です。

 

やはり将来が不安になって眠れない、そんな夜もありますよね。一つ不安になると、次の不安もむくり。考えだしたらきりがなく、今まで延々と悩み続けてきた方も多いのではないでしょうか。

今回は、将来の不安を「対処できるもの」と「できないもの」の二つに分けて、不安な心をケアする方法をお伝えしました。まずは今から将来に備えて行動するのが肝心。それでもぬぐえない不安があれば、気を紛らわせる方法を試してみるのがポイントです。

将来への不安は希望と表裏一体。なりたい自分、目指したい未来があるからこそ抱えてしまうものです。将来が不安で仕方ない日は、一度「不安になるほど手に入れたい未来とはなんなのか」想像してみましょう。

そうすれば、将来について明るいイメージがわき、不安に思っていた出来事が楽しみになってきます。これからは是非、ご紹介した5つの方法を試して、明るい未来に向かって邁進していってくださいね。

まとめ

将来が不安な時に心を和ませるには

・ 対処できる不安・対処できない不安を区別する
・ 不安に合わせて将来に備える
・ 「今」を楽しむ
・ 誰かと一緒にいる
・ 体に優しいことを実践する


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